病院の情シスで働く医療情報技師の奮闘記

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オンライン資格確認 の検索結果:

医療情報技師が注目する、2024年1月のニュース

…算1の要件が厳格化 オンライン資格確認や電子処方箋の導入が評価 ◆読者へのお願い◆ 院内SE(医療情報技師)の知名度向上を目指し、ブログを定期更新中!読者の応援が心から励みになります。記事を読むたびに、「人気ブログランキング」または「にほんブログ村」ボタンのクリックをお願いします!※クリックすると私に票が入ります。押すだけなら無料(笑)!情報が取られる等はありませんので、ぜひ応援よろしくお願いしますm(_ _)mシステムエンジニアランキング にほんブログ村 診療録管理体制加算…

医療情報技師が注目した11月・12月のニューストピック3選

…ってはマイナ保険証やオンライン資格確認まわりが大きなトピックになりそうです。遠隔診療やAIなど、IT活用への診療報酬も期待したいところ。アンテナを張って情報収集に努めていきたいと思います。 ▼はてなブログの「グループ」に参加しました! 当ブログと同じジャンルのブログが見つかるかもしれませんよ。興味のある方はクリック! ランキング参加中 医療 ランキング参加中はてな医療・福祉 ランキング参加中医療・介護現場で働くコミュニティ 最後に 当ブログでは、病院に勤務するシステムエンジニ…

新年が明けました

…する形になります。 オンライン資格確認システムでは電子処方箋やリフィル処方の対応などが進んでおり、マイナ保険証の浸透とともにこちらも徐々に普及していくと思われます。対応は義務ではなく、導入費や維持費もかかるため、周囲の状況を見つつ進めていくことになるでしょう。 去年はchatGPTや生成AIが一躍話題となり、医療業界でもその利活用が盛んに議論され始めました。大量のカルテ記録からサマリーを書き出したり、診療情報提供書の下書きを書いたりなどといった業務負担軽減に活かす試みがすでに…

医療情報技師が注目する、2023年9月のニュース

…収集するシステムで、オンライン資格確認システム(オン資)を通じてマイナポータルにデータを提供する仕組みになっています。 オン資はマイナ保険証で使われているシステムで、2023年4月から導入が義務化されていますので、全国の医療機関で利用できるようになっています。 オン資自体があまり使われていないように思うのですが、政府はこれを基盤とした情報共有のネットワークを広げていきたいようで、その整備を着々と進めています。出来ることが増えるのは歓迎ですが、費用対効果で疑問もあり、どれだけ現…

医療情報技師が注目する、2023年8月のニュース

…ナンバーカードによるオンライン資格確認を基本とするが、「マイナンバーカードによりオンライン資格確認を受けることができない状況の人」は、「氏名・生年月日」、「被保険者等記号・番号」、「保険者情報等」が記載された資格確認書により被保険者資格を確認することとなる。 現状の健康保険証と変わらない情報が記載されるようです。 保険者が「必要と認めた人」には本人申請によらず交付資格確認書は、原則、本人の申請に基づき保険者が速やかに無償で交付することとなっているが、当分の間、健康保険証利用登…

医療情報技師が注目する、2023年6月のニュース

…、25年3月までに、オンライン資格確認を導入した概ねすべての医療機関・薬局に導入することを目指して必要な支援を行う。 約2年後を目指して、電子処方箋の導入を促進するとのこと。こちらも具体的な導入目標が設けられましたね。電子処方箋は今年4月から運用開始されていますが、あまり活用されているイメージはありません。前提となるオンライン資格確認自体の導入が進んでいないためです。 2年なら準備期間としては十分そうに思えます。マイナ保険証と同じように、最初は導入目標としておきながら、途中か…

医療情報技師が注目する、2023年5月のニュース

…になっています。 ・オンライン資格確認等システム利用が伸び悩んでおり、導入後に電子処方箋の利用が伸びるのか疑問 ・周辺薬局の対応がまだできていないので、翌年度に導入する方向で調整 ・費用負担が大きく予算確保が出来ていない 全くその通りで、マイナ保険証がトラブル続きで導入もままならない最中、次のステップである電子処方箋には向かえないでしょう。まずは患者がマイナ保険証を日常的に利用し、持ち歩くようになってからでないと、普及は困難と言えます。 電子処方箋は従来の保険証と並行運用が可…

医療情報技師が注目する、2023年3月のニュース

…はありませんよね。 オンライン資格確認システム(マイナ保険証)によって、健康診断の情報や薬歴を取得できる仕組みがすでに実現しています。現時点で、各医療機関の電子カルテはオンライン請求回線を通じて全国と通じるネットワークが構築できていますので、ゆくゆくは情報共有する範囲を拡大させていく、という話です。 注目すべきは、記事中にある「工程表」ですね。4月には「医療DX(デジタルトランスフォーメーション)推進本部」で決定する、と書かれているので、来月の政府の動向をウォッチする必要があ…

医療情報技師が注目する、2023年2月のニュース

…関側のマイナ保険証(オンライン資格確認システム)対応に追われ、電子処方箋にまで手が回らない状況のようです。 それもそのはずで、先月の記事でもお知らせしたとおり12月末時点で対応が間に合わない医療機関は全国で3割ほど。まずはそちらの対応に人的資源を投入するでしょう。しかもオンライン資格確認システムは、専用端末や認証機(カードリーダー)の調達、認証に用いる専用回線の整備、医事システムの改修など複数のベンダーが入り込んで進めるプロジェクトになるので、作業日程の調整だけでも時間がかか…

医療情報技師が注目する、2023年に施行される省令など

…箋の運用開始 4月 オンライン資格確認の原則義務化 4月 賃金のデジタル支払い解禁 4月 個人情報保護法の改正 ◆応援してくださる方へ◆ 院内SEの知名度向上を目指し、ブログを定期更新中!応援してくださる方は、励みになりますので「人気ブログランキング」ボタンのクリックをお願いします!※クリックすると私に票が入ります。押すだけなら無料(笑)!情報が取られる等はありませんので、ぜひ応援よろしくお願いしますm(_ _)mシステムエンジニアランキング 1月 電子処方箋の運用開始 1月…

医療情報技師が注目する、2022年12月のニュース

…023年4月義務化】オンライン資格確認ですべきことをおさらい! 【2022年4月版】マイナンバーカードの保険証利用の状況 以上、2022年12月に発表されたニュースの中から、医療情報技師の私が注目したものを3つ紹介しました。 今年も当ブログをお読みいただき、ありがとうございました。 来年も医療情報技師の認知度向上を目指し、定期的に更新していきます。つたない内容ではありますが、お付き合いいただければ嬉しいです。 それでは読者の皆様、よいお年を!! 事故や病気には気を付けようね。…

医療情報技師が注目する、2022年11月のニュース

…は、マイナ保険証(=オンライン資格確認システム)への対応が必須。厚労省は医療機関に対し、2023年3月までの対応を義務付けましたが、それが決まったのは今年の8月。あまりに性急な話ですし、半導体不足の影響でパソコンや関連機器が予定通り納入されるのかも不透明。まずはマイナ保険証の普及率向上が先だと思うのですが・・・どうも先走り感が否めません。 ところで、来年の医療情報学連合大会は神戸市で開かれることが決まっています。その頃にはコロナが収束し、遊びに行けたらいいなぁ・・・と思います…

医療情報技師が注目する、2022年10月のニュース

病院のSEとして10年以上働いている白狐(しろぎつね)です。 すっかり秋も深まり、北海道は紅葉が見頃を迎えました。これから一気に冬へ突入し、そろそろタイヤ交換の準備をしなければ・・・と思う季節です。 市内はまだ初雪を観測していませんが、雪虫が飛び交い始めました。雪虫とはアブラムシのことで、冬を越す前に羽化して、羽の生えた成虫が空を舞います。体表にある白色の分泌腺がファーのように見え、空中を漂うかのような飛行が雪に見えるため、冬の訪れを告げる意味として「雪虫」の通称で北海道民か…

【2023年4月義務化】オンライン資格確認ですべきことをおさらい!

…って保険確認を行う「オンライン資格確認」(通称、マイナ保険証)の導入が2023年4月から医療機関に対して義務化されます。 ところが、何をどう進めればいいのか理解できておらず、厚生労働省のホームページを読んでも結局分からない、という方もいるのではないでしょうか。 そこで本記事では、細部の説明は省略して、オンライン資格確認の全容が分かるよう、医療機関が何をしなければいけないかを端的にまとめていきます。 いきなり義務化って言われても、何をすればいいのかサッパリだよ。 なるべく、全体…

医療情報技師が注目する、2022年9月のニュース

…ょう。 さて9月は、オンライン資格確認(マイナ保険証)関連のニュースが多かった月でした。医療情報技師の立場から、気になったものを3つピックアップします。 目次 訪問診療や訪問看護等、初回訪問時に「過去の診療情報共有」等の包括同意を取得する仕組みに—社保審・医療保険部会(2) 資料4 「全国で医療情報を確認できる仕組みの拡大」の運用開始について(PDF:2,161KB) マイナンバーへ登録した銀行口座を活用した健康保険の保険給付等について ◆応援してくださる方へ◆ 院内SEの知…

医療情報技師が注目する、2022年8月のニュース

…と舵を切りました。 オンライン資格確認は、患者の医療情報を有効に活用して、安心・安全でより良い医療を提供していくための医療 DX の基盤となるものであることを踏まえ、保険医療機関・保険薬局に、令和5年4月からその導入を原則として義務付ける。 https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000974974.pdf 当ブログでも以前からお伝えしていたように、厚労省はもともと全医療機関において令和5年3月までにマイナ保険証を導入する計画を進めてい…

医療情報技師が注目する2022年5月のニュース

…に対応するシステム「オンライン資格確認システム」を導入している医療機関を、厚労省のWebサイトから調べることが出来ます。興味のある方は、こちらの記事をご覧ください。 whitefox21.hatenablog.com ▼マイナ保険証の対応ってどうすればいいの?という方は、こちらの記事を読んでみてください。 whitefox21.hatenablog.com ★4日20:00〜11日1:59 スーパーセール!!お得なクーポンも!!★◆3ヶ月保証付き◆ ICカードリーダー マイナ…

【2022年4月版】マイナンバーカードの保険証利用の状況

…証として利用できる「オンライン資格確認システム」の本格運用が2021年10月から始まっています。 このシステムを導入すると、健康保険の最新の加入情報をリアルタイムに確認できるほか、患者の過去の服薬情報や特定健診の情報も閲覧できるため、医療機関においては診療の効率化やさらなる質の高い医療の提供が期待されています。 また令和4年度の診療報酬改定により、オンライン資格確認システムを診療に活用した場合には所定の点数を算定できるようになりました。 その普及状況を把握しておくことは、病院…

Emotet(エモテット)に気をつけろ!実際のメール例も紹介

…e 併せて読みたい オンライン資格確認対応の医療機関一覧を見るには デジタル庁の発足で病院はどう変わる? いよいよ添付文書も電子化が義務に!経過措置や移行期間は? メディアでの報道や身の回りの状況からして、今年のEmotetは体感的に2019年よりも身近に迫ってきている感じがあります。 自分の病院にも実際に送ってこられるとは衝撃でした。 ただでさえコロナ対応に忙殺される日々ですので、大切な情報を守るためにも、余計な仕事を増やさないためにも(笑)、警戒と周囲への注意喚起をしっか…

医療情報技師から見た、令和4年度(2022年度)診療報酬改定【更新終了】

…見直し Ⅲ-2-⑬ オンライン資格確認システムを通じた患者情報等の活用に係る評価の新設 医療情報技師的、令和4年度(2022年度)診療報酬改定のポイント ◆応援してくださる方へ◆ 院内SEの知名度向上を目指し、ブログを定期更新中!応援してくださる方は、励みになりますので「人気ブログランキング」ボタンのクリックをお願いします!転職・キャリアランキング 併せて読みたい 初診のオンライン診療が恒久化? 基本事項をおさらい オンライン資格確認対応の医療機関一覧を見るには 病院のデジタ…

オンライン資格確認対応の医療機関一覧を見るには

…る、厚労省肝入りの「オンライン資格確認」システムが10月20日に本格運用されました。マイナンバーカードの普及刺激策ということもあり、テレビでも大きく報道されていたので医療従事者以外でもご存じの方は多いと思います。 さて、システムの運用管理を担う院内SEとして気になるのは、いったいどれくらいの医療機関が実際に運用しているのか?です。本来は2021年4月から運用開始される予定でしたが、システムトラブルが起きたことで10月にずれ込んだ経緯がありますので、様子をうかがっている医療機関…

デジタル庁の発足で病院はどう変わる?

…ンバーカードを使ったオンライン資格確認 はんこ(印鑑)の廃止によるデジタル化 押印廃止が与える影響は「処方せん」 デジタル化の波は確実に来ている ◆応援してくださる方へ◆ 院内SEの知名度向上を目指し、ブログを定期更新中!応援してくださる方は、励みになりますので「人気ブログランキング」ボタンのクリックをお願いします!転職・キャリアランキング 院内SEが法改正に着目すべき理由 そもそも、院内SEはエンジニアなんだし法律なんて関係ないよね? そんなことないですよ。デジタル化を進め…

いよいよ添付文書も電子化が義務に!経過措置や移行期間は?

…チンの予約システムやオンライン資格確認システムで、不具合が相次いでいます。 新型コロナワクチンのシステムは特急でこしらえたものですから、百歩譲ってまだ理解を示せるとしても、オンライン資格確認システムは以前から準備して進められてきた制度のはず。 マイナンバーカードで認証したら別人の保険証番号が照会された・・・なんていう不備は、システム設計や準備段階に根本的な問題を抱えている、と酷評せざるを得ません。 ▼オンライン資格確認ってなに?という方は、こちらの記事で詳しく説明していますの…

デジタル法案が衆議院にて可決! 脱はんこ・個人情報保護など病院への影響は

…の利用については、「オンライン資格確認」(健康保険証代わりにマイナンバーカードが使える制度)がトラブル続出のため本格運用が延期になったことが記憶に新しいですね。 そのほかにも、今回の法案には次のような内容が含まれています。 国家資格に関する事務等におけるマイナンバーの利用及び情報連携を可能とする。 (概要資料より抜粋) 「国家資格」というのは、まさに資格集団である病院に直結してくるでしょう。具体的には、医師、看護師、放射線技師、などなどさまざまな国家資格の行政手続きにおいてマ…

【オンライン資格確認】マイナンバーカードの保険証利用は本格運用を延期

…25日、厚生労働省がオンライン資格確認(マイナンバーカードによる健康保険の認証)の本格運用を延期する、との報道が流れました。本制度は3月から始まっており、早い医療機関ではすでに運用されていますが、保険情報の取得にトラブルが相次いだことを受けたものです。 ▼NHKの報道。はてなブックマークの多さが注目度の高さを物語っていますね。 www3.nhk.or.jp マイナンバーカード取得率の低調、コロナ禍、世界的な半導体不足によるノートPCの供給不足に続き今回のシステムトラブルと、オ…

半導体不足は2021年前半まで続く? パソコンの供給見通しについて

…た保険確認システム(オンライン資格確認システム)に用いる端末の供給にも支障が出ているようですので、本記事ではこの半導体不足による病院への影響について考えます。 なぜ半導体が不足しているのか 世界的に半導体が不足している理由として一般的には、コロナ禍によりテレワークなどで電子機器の需要が急拡大し、需給バランスが崩れたためと言われています。 2020年初頭に起きたマスク不足のときもそうでしたが、工場の生産ラインは急に増やすことができません。メーカーは長期の需給バランスを見越して設…

補助金対象は令和3年(2021年)3月末まで申込必須!マイナンバーカードによるオンライン資格確認まとめ

…用できる新たな制度「オンライン資格確認」が、令和3年3月から始まりました。始まったとは言っても、実際に使用できるのはあくまでシステムを導入済みの医療機関に限られますが、場合によってはマイナンバーカードを使えるかどうか問い合わせを受けたり、いつ導入するのか聞かれたりすることもあると予想されます。 医療機関として押さえておきたいことは、オンライン資格確認の導入にあたり国から支給される補助金です。マイナンバーカードを読み取る「顔認証付きカードリーダー」を令和3年(2021年)3月末…

オンライン資格確認は延期派・反対派も多い? デメリットを考える

…ンバーカードを使ったオンライン資格確認(保険証の確認)が今年3月から始まります。 コロナ禍により予算の計画変更を余儀なくされた医療機関も多数あることと思いますが、政府主導でデジタル改革を進めている情勢ですので、何らかの方針を決めなくてはならないでしょう。 マイナンバーカードを読み取る顔認証付きカードリーダーは、令和3年3月までに申し込むことで一定台数が無償配布されることとなっており、厚労省の特設サイトではその申込状況が公表されています。これを見てみると申込数が意外と低く、導入…

【法改正】病院内SEから見た、2020年の総括と2021年の動き

…ナンバーカードによるオンライン資格確認など国内の医療体制を大きく変えるような変革が、いま医療の世界で進んでいます。病院への影響を考える上では、これら政策の根拠となる法改正の情報が欠かせません。 当ブログでは、病院に対する法改正の影響を都度取り上げてきました。本記事では一年の総括として過去記事を振り返りながら、2021年の展望をしてみたいと思います。 2020年で行われた法改正 令和2年度 診療報酬改定 4月には診療報酬改定がありました。対面で行うことが要件だったカンファレンス…

健康保険証の枝番とは?記号・番号に新たに追加【マイナンバー】

… マイナンバーによるオンライン資格確認が令和3年10月から始まりました。従来の健康保険証に代わり、マイナンバーカードで保険情報を照会できる制度で、各医療機関はその準備に取り掛かっていることと思います。 ▼「オンライン資格確認ってなに?」という方は、こちらで取り上げていますのでご覧くださいね。 whitefox21.hatenablog.com この制度施行に伴い、健康保険証の記号・番号に続けて「枝番」が新たに付与されることになりました。協会けんぽのホームページにてそのイメージ…

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