定期的な仕事を忘れないように、パソコンで通知が出せたらいいな
と思ったことはありませんか?
そんな時におすすめなのが、Windows10や11に標準搭載されているアプリ「タスクスケジューラ」です。これを使えば、定期的にパソコンにメッセージを表示させることができ、うっかり防止になります。特別なアプリのインストールも必要なく、ひと手間かけるだけで済みます。
その方法を紹介していきます。
パソコンのソフトを「アプリ」って呼ぶの違和感あるの私だけ?
「フリーソフト」って死語な気がしますね…。
読者の応援が心から励みになります。記事を読むたびに、「人気ブログランキング」または「にほんブログ村」ボタンのクリックをお願いします!
※クリックすると私に票が入ります。押すだけなら無料(笑)!情報が取られる等はありませんので、ぜひ応援よろしくお願いしますm(_ _)m
システムエンジニアランキング
にほんブログ村
表示させるメッセージを用意する
まずは表示させたいメッセージを用意します。ここでは、「メモ帳」で作る簡単な方法を紹介します。
- 「メモ帳」を開く
- 下記をコピーし、””の中に表示させたいメッセージを入れる。
msgbox "メールチェック忘れない!" - 「名前を付けて保存」で、3か所を次のように設定する。
①・・・message.vbs(".vbs"より前の文字列は任意で可)
②・・・「すべてのファイル」を選ぶ
③・・・「ANSI」を選ぶ
②を選ばないと、ファイル名が「message.vbs.txt」みたいになってしまい適切なファイル名になりません。
③は、初期設定では「UTF-8」になっています。このまま保存してしまうとプログラムの実行時にエラーが出ますので注意してください。
VBSとはスクリプト言語で、簡単な記述でプログラムを動かすことができます。古い言語であり今後は廃止される方向ですが、とりあえず今は使えるので採用しました。
タスクスケジューラでスケジュールを作る
表示させるメッセージの準備ができたので、次にスケジュールを組んでいきます。
- 「Windows管理ツール」から「タスクスケジューラ」を選ぶ。
- 「タスクスケジューラライブラリ」を右クリックし、「基本タスクの作成」を選ぶ。
- 「名前」に、仕事内容を入力する。
- 繰り返す頻度を選ぶ。
- 例えば、「毎日」の場合は「いつから」「何日間隔で」行うかを設定します。
- 「プログラムの開始」を選んだ状態で、「次へ」を押す。
- 「参照」を押して、上で作成した"message.vbs"を選択する。
- 「完了」を押す。
- 一覧に追加されていれば完了です。
きちんとメッセージが表示されるか確認する
設定に問題がなければ、指定した日時・間隔でメッセージが表示されます。
メッセージが表示されないときは
メッセージが表示されないときは、次の点を確認してみましょう。
- 手順1-3で、文字コードを「ANSI」にしたか
- 特権で実行する設定にする
【設定方法】
プロパティを右クリックして「プロパティ」を選ぶ
「最上位の特権で実行する」のチェックを入れる。
以上が、タスクスケジューラを使って通知を出す方法です。
日次、週次、月次で発生するお決まりの仕事を登録しておくことで、うっかり忘れるのを防止することができます。ぜひ、参考にしてみてください。
最後に
当ブログでは、病院に勤務するシステムエンジニアの私が、関係法令の改正やパソコンのトラブルシューティングなどをSE目線から紹介しています。
面白いと思ったら、ぜひブラウザにお気に入りの登録をお願いします!
▼投げ銭機能を実装しました。このブログを応援してくださる方、ほんの気持ちだけでも頂けたら嬉しいです!!
人気記事もぜひ読んでいってくださいね。
▼面白かったと思って頂けたら、ぜひ下の「人気ブログランキング」または「にほんブログ村」のボタンを押してください!