病院のSEとして10年以上働いている@whitefox21seです。
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私はもともとSEとして働いていましたが、この仕事には向いてないと感じ、病院のSEへ転職しました。
自分はSEに向いてないから、違う仕事に転職したい!
この記事では、そう思っている方に私が転職先に病院のSEを選んだ「3つの理由」を共有します。
病院のSE(以降、院内SE)は、「SEを辞めたい人にこそ」おすすめできると私は考えています。なぜなら、これまで積み重ねてきたスキルが生かせるから。
定時で帰れて、しっかり休みが取れる。職場は安定していて、将来に不安はない。
そんな仕事です。
ぜひこの記事を読んで、院内SEのことを知ってくださいね!
目次
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院内SEがどんな仕事なのか知りたい方は、ぜひ下記のまとめページをご覧ください。年収、仕事内容、やりがい、将来性、などなど転職にまつわるさまざまな体験談をリアルに綴っていますので、何かしら持ち帰るものがあるはずです。
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僕が「SEに向いてない」と思った理由
そもそも僕が「SEに向いてない」と思った理由は、IT企業に勤めて数年経った頃にこう感じていたからでした。
「残業が多くて、プライベートの時間が取れない」
「常に最新の技術を勉強していないと、仕事についていけない」
向上心や熱意のある方なら、エンジニアとしてのやりがいを感じるところでしょう。ところが私は疲弊してしまい、SEの仕事に嫌気が差していました。そして、技術力の向上に意欲が持てず、切磋琢磨することに疲れている時点で自分はこの仕事には向いてないなと思ったのです。
仕事とプライベートの両立はうまく行かず、仕事にモチベーションも持てなくなっていたので、「いっそのことIT業界を辞めてしまおう!」と考えました。
▼今では、IT業界を辞めて良かったなと思っています。そう思う理由をこちらの記事で共有していますので、ぜひ読んでみてくださいね。
そして転職先に選んだのが、病院でした。
なるほど。でもIT業界から病院って随分ジャンルが違うよね。なんで選んだの?
その理由を3つ、説明しますね。
病院を選んだ理由1 地元にも働き口があった
病院は全国どこにでもあるため、地方にも働き口があります。これが一番大きな理由でした。
IT企業に勤めたくても田舎だと求人がない場合がありますが、病院ならどの地域にもありますよね。院内SEなら職場が病院であるため、田舎でも仕事に就くことが可能なのです。
僕は、SEを辞めたあとは地元に帰ろうと考えていました。そこでネックとなるのが働き口。仕事に就けないのなら地元に帰るわけにはいきませんし、かと言ってまったく畑違いの仕事をするのも抵抗がありました。
何でもいいから仕事に就く、というのはさすがに無策すぎるわな。
そこで辿り着いたのが、院内SEでした。
院内SEなら、これまで培ってきたSEのスキルや経験を活かしながら、地元で職にありつけるわけです。
病院を選んだ理由2 職場が安定している
安定した職場である点も、病院の魅力でした。
どんな仕事も、社会の変容や需要の変化、景気の波といった要因に多かれ少なかれ左右されます。特にコロナ禍では、仕事の存在意義について見つめ直す人が多かったのではないでしょうか。
病院は、いつの時代にも、どこでも、誰からも必要とされる社会的存在意義の高い職場。病院にも公立と私立がありますが、私立といえども公共性の高い存在になります。
需要が先細りする心配はありませんし、将来潰れる不安も感じません。先行きが不透明になりがちな今の時代、安定した職場は僕にとって魅力的でした。
病院を選んだ理由3 将来性がある分野だと感じた
病院への転職を考えて医療分野の業界研究をしていた当時、病院は数ある業種の中でも最もIT化が遅れていると言われていました。医療スタッフの年齢層が高いことや、複雑多岐に渡る医療行為をコンピュータの処理に落とし込むのが技術的に難しいこと・・・さまざまな理由でIT化が阻まれていたのです。
僕は、そんなIT化に取り残された業界に、むしろ将来性や伸びしろを感じました。「携帯電話を一人一台持つ時代に、いつまでもアナログ文化が残るわけがない」と考えたわけです。
SE時代はソフトウェア開発、つまり「モノづくり」に技術が必要とされましたが、院内SEの仕事においては既存のソフトウェアをいかに病院へ最適化させるか、というアプローチのために技術が必要となります。IT化が遅れている業界だからこそ、これから発展していく分野であり、この先長く勤める職場として将来性がある、と判断しました。
実際にこの仕事に就いてみて、その判断は間違ってなかったなと思っています。
以上が、私が転職先に病院を選んだ理由です。
院内SEは「SE」と名が付くものの、仕様設計やコーディングをほとんどせず、医療スタッフとベンダーとの橋渡しを行う「通訳者」の存在。パソコンの素人へ使い方を丁寧に教えたり、医療現場が求めるニーズをベンダーへ伝えたりするのが仕事。技術者でありながら、求められるのは彼らと円滑に対話できるコミュニケーション力、いわばヒューマンスキルです。
だから、僕のように「SEに向いてない」と思う人にこそ、院内SEがおすすめできるのです。「SEのスキルを生かせる、SEでない仕事」とも言うことができるでしょう。
▼院内SEの仕事を分かりやすく伝えられるよう、通訳者に例えて説明しました。こちらの記事も併せてご覧ください!
※「医療情報技師」とは院内SEのことです。
この仕事に興味を持ったら、ぜひ特集ページの記事も読んで、もっと調べてみてください。同業者のSEにすらあまり知られていない仕事ですから、きっと新たな発見があるに違いありませんよ。
▼特集ページはこちらから!
最後に
当ブログでは、病院に勤務するシステムエンジニアの私が、関係法令の改正やパソコンのトラブルシューティングなどをSE目線から紹介しています。
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