病院の情シスで働く医療情報技師の奮闘記

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現役職員がリアルに語ります。医療情報技師の将来性とは

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医療情報技師として10年以上働いている白狐(しろぎつね)です。


私の医療情報技師(=病院内システムエンジニア)としての仕事については下記の記事で紹介しましたが、就活生や転職を考えている方が気になるのは何と言っても将来性ですよね。

 

現役職員である私が言うのも何ですが医療情報技師の仕事は知名度が低く存在感が薄いので、ネットにもあまり情報がなく、「実際どうなのよ?」と思う方がほとんどのはずです。

 

そこで今回は、

 

「医療情報技師ってあまり聞かない職種だけど、将来は大丈夫なの?」

「実際働いている人の本音はどうなの?」

 

といった疑問にお答えします。

 

このブログでは現役の医療情報技師である管理人が、この仕事の知名度向上を目指して、医療情報技師になるための方法や仕事内容、将来性などについて情報発信しています。

興味のある方は、下記のまとめページにいろんなテーマで書いた記事がありますので、併せてご覧ください!


 

  

目次

 

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医療情報技師に将来性はある。むしろ成長分野

現役の医療情報技師である私は、もちろん将来性があるという見方をしています。

その理由を3つ説明します。

 

 

理由① AI化・IoT化が進み、ますます管理者が必要になる

医療業界でもAI・IoT旋風は巻き起こっていて、今後利活用の議論が進んでいくでしょう。どんなハードウェアやソフトウェアであっても、それをメンテナンスしたりアップデートしたりする管理者が必要になります

 

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トラブルが起きたり故障したりしたときに即時対応できる者がいなければ診療が滞ってしまいます。これは病院の職員として体感していることですが、救急の場ですので何よりスピードが求められます

 

「明日対応します」では遅く、外注業者への依頼では済ませられない場面が多々あるのです。問題が起きたときに応急処置できる管理者を抜きにしては、AI化・IoT化は進められません。

 

ひと昔前までは、電子カルテのメンテナンスはパソコンに詳しい事務が兼務でやっていました。ところが年々システムが高度化・複雑化し専門職の必要性が出てきたことや、スマホの爆発的普及によりますます医療現場をIT化するニーズが高まっていることから、企業と同じように情報管理システム部門を設ける病院が増えています。

 

今はシニア層ですらスマホでLINEを使っていますし、LINEを使って診察予約ができるところもあります。そうした患者のニーズに応えられる態勢を整えなければ、病院といえど競争に負け、淘汰されてしまう時代になっています。

 

政府主導でデジタル化を推進している今、核となってそれを進めていくのは医療情報技師です。

 

 

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ただし、病院の規模にもよりますが管理者は何人も必要ありません少ないパイになることは必至でしょう。

 

最近では、「AIが進化すればSEの仕事は無くなる」という論調を聞きますが、本当にそうでしょうか。私はそう思っていません。

 

コンピュータが本格的に普及し始めたのはWindows95が登場してからですが、当時は「これで紙がなくなる」と言われたものです。ところが25年経った今も、この世から紙が無くなる気配はありません

 

人に代わってAIが台頭するというのは、あまりに非現実的であり、現場を知らない人の空想でしょう。

 

例えば、断線したLANケーブルを補修したり、突発的なネットワーク障害を素早く復旧させたりといった仕事を、具体的にどうやってAIがやるのか。やるとすれば、どんな方法で実現するのか。現状では、技術的に困難です。

 

医療現場で働いたことがなくても、SEの想像力を働かせて考えれば、しばらくは実現しそうもない机上の空論だということが分かるはずです。

 

 

  

  

理由② 機械に置き換えられない仕事

 

仮にAIにより無人化が進めば、既存の職業は機械に取って代わられてしまうかもしれません。ですが、機械の管理を機械そのものに任せることはできません

 

はるか昔、馬車から自動車へと移動手段が変わった時代には、多くの失業者が出た一方で新たな仕事も生まれました。テクノロジーの進化があってもそれを管理するのは最終的には人なのです。

 

つまり、医療情報技師の存在が不可欠になります。

 

自動車は整備士による定期点検が必要ですし、電気や水道も業者による定期的な検査が行われますね。普段私たちが使うインフラは当たり前のように使えていますが、それを下支えしている人たちがいるわけです。

 

いずれ、医療情報技師の存在もそのようになっていくと確信しています

 

 

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今はマイナーな存在である医療情報技師ですが、将来性を考えるということは数十年先の世の中を想像するということですから、現状だけを見ていては判断を誤ってしまいます

 

少し話が逸れますが、私が大学を卒業した頃、富士通や東芝に勤めた友人はみな将来安泰だと信じていました。 しかしIT業界の勢力図がここ15年くらいであっという間に塗り替わったのは、ご存知の通りですね。

 

パソコン販売数のシェアはアジア勢が占め、ガラケーは消え海外製のスマホが台頭。今では希望退職を募ったり業績不振に陥ったりなど、安泰と言える状況ではありません

 

15年前に、こうなることを予測できた人は少ないでしょう。というより、「数十年先を想像する」なんてしていなかった、という表現が正しいと思います。

 

だからこそ、定年を見据えた転職を考えるなら「いずれこうなるのではないか」という予想図を描くことが大切になります。

 

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正直、

 

「数十年先なんて想像できっこないし、したくもない」

 

と思う方が大半だと思います。

 

しかし、今の社会情勢だけを見ていてはいつまでも将来性は見えてきません

例えばユーチューバーの仕事が10年後にまだ成り立つのか、は誰にも分からないことですし、誰かがそれを保証することもできません。

 

受け身の姿勢で成り行きに任せて日々を過ごしてしていると、あっという間に歳を取り「こんなはずじゃなかった」とあとで悔やむことになりかねません。

 

いかに自分なりの予想図を描き、進む道を主体的に選んでいけるかが、将来を決めると私は思っています。

 

 

 

理由③ 医療業界自体が廃れることはない

医療情報技師が活躍する舞台は医療業界です。いち病院が潰れることはあるでしょうが、業界自体が廃れることはありません。地域には、必ず病院が必要です。

 

業界にも流行り廃りがありますが、社会に欠かせない存在であること。これも強みですね。

 

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ITの世界は栄枯盛衰の激しい業界。優れたITサービスは人を魅了しますが、それだけに競争率も高く、勝ち残れない企業は淘汰されていきます。

 

いろんな企業で働き経験値を積むのも、若いうちは良いですが、定年まで働くことをイメージできるでしょうか?

 

一方で病院は地元に根ざし、地域住民の健康を支える存在です。システムを安定維持する仕事は、病院が存在する限りいつまでも必要です。

また仕事の性質上、トラブルがなければ定時上がりでワークライフバランスも取れますので、体力が衰える定年までも安心して働けます

 

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ただし、医療情報技師として求められる能力は変わっていくでしょう。今は医師や看護師といった現場の職員も医療情報技師の資格を取り、情報処理の知識を身に着け主体的にIT化を進める時代です。

 

旧態依然としてはいられず、RPAのプログラムを自作するなどといったことも必要になるかもしれません。医療業界の進む先を注視しつつ、スキルアップしていくことが欠かせないですね。

 

 

 

病院のIT化はこれからが本番! 医療情報技師になろう

病院もIT化が叫ばれて久しいものの、なかなか思うように進んでいないのが現状です。当院では電子カルテが導入されていますが、伝票や紙資料の運用も未だ根強く、紙と電子媒体の併用という形を取っています。

 

私は、病院のIT化はこれからが本番だと考えています。

 

なぜなら経営陣にPCに親しい世代が台頭してくるから。70歳以上の医師もまだまだ多く、PCに慣れ親しんでいない層には電子カルテだけでも覚えるのが大変ですから、今はまだ本格導入が難しいところです。

 

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ドラマ「病院の治しかた」でも、気難しい個人病院の医師がPCをうまく操作できずイライラし、有原病院のスタッフが手伝っていましたが、大袈裟な表現ではあるものの大体そんな感じです。

人間誰しも同じで、年を取ってから新しいものを次々覚えること自体が困難で、下手すると診療に差し支えてしまいます。

 

ところが若い頃からPCに触れてきた世代の年齢が徐々に上がってきているので、決定権を持つ経営陣に加わってくればIT化が一気に進むと思います。普段仕事していて実感するのですが、PCに詳しい医師は「一を聞いて十を知る」で細かい説明をしなくてもシステムについて理解してくれますし、あれこれIT化したいと前のめりで聴いてきます。

 

 

以上、 現役職員として働く私が、医療情報技師の将来性をリアルに語ってみました。

 

もし医療情報技師の仕事に興味があり、求人を探してみたいと思ったら、ぜひ下記のまとめページから他の記事も読んでみてくださいね。

 

 

この記事が、転職活動をする皆さんのお役に立てば嬉しいです。

 
 

 

 最後に

当ブログでは、病院に勤務するシステムエンジニアの私が、関係法令の改正やパソコンのトラブルシューティングなどをSE目線から紹介しています。

 

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