病院のSEとして10年以上働いている@whitefox21seです。
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このたび、縁あってMiniTool® Software様からディスク管理ソフト「MiniTool Partition Wizard」の有償ライセンスをご提供頂きました。MiniTool社のロゴはパソコンおたくなら1度は目にしたことがあるのではないでしょうか、パーティション操作ソフトの老舗です。数ある機能の中、データ復元機能が大変便利でしたのでご紹介します。
目次
- ディスク管理ソフト「MiniTool Partition Wizard」とは
- 私がおすすめする、MiniTool Partition Wizardのポイント
- データ復元の実力はホンモノ。実例を紹介
- インストールの仕方
- おすすめのライセンス
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ディスク管理ソフト「MiniTool Partition Wizard」とは
「MiniTool Partition Wizard」は発売から10年以上経つ、世界中で利用されているパーティション管理ソフト。カナダと香港にオフィスを構えるMiniTool® Software社が開発・販売しています。
「窓の杜」にも2010年当時の記事が残っています。長年に渡りユーザーに親しまれている製品であることが伺えますね。
本ソフトのメイン機能はパーティション管理(作成、分割、統合など)ですが、ハードディスクが大容量化し、品質向上により壊れにくくなっている近年では、個人利用の範囲ではあまりパーティション管理のニーズがないかもしれません。しかし、代わりに高まっているのがデータの復元。
間違えてデータを消してしまった場合やハードディスクが壊れて起動しなくなった場合、自分で復元するのは難しいですよね。パソコンショップに持ち込めば対応してくれますが、大事なデータもあるし中身を見られるのは困る・・・そんな方も多いハズ。
そこでおすすめするのが、自分でデータ復元ができる「MiniTool Partition Wizard」です。
私がおすすめする、MiniTool Partition Wizardのポイント
では、私がおすすめするMiniTool Partition Wizardのポイントを3つ挙げます。
10年以上の実績を持つ確かなソフトウェア品質
まず、この手のソフトで気になるのが安全性ですよね。海外製というだけでなにやら怪しいし、パソコンが破壊されたり、データが取られたりしないか不安・・・そう心配する方もいるでしょう。
冒頭で紹介したように、MiniTool Partition Wizardは10年以上前から開発され、今なお世界中で利用されているソフトウェアです。品質に問題があったり、怪しい通信が走っていたりすれば、とうに世界のハッカーたちに暴かれ淘汰されています。
国内の大手ソフトウェア配布サイトである「窓の杜」や「Vector」でも紹介されていますので、出どころのおかしなソフトではありません。
10年以上の開発実績は、それだけユーザーに支持されている証と言えます。
使いやすいシンプルな操作性
実際に私のパソコンにインストールして使ってみた感想は、「直感的に操作しやすい」ということ。マニュアルなしでも、なんとなく「ここを押せばいいのかな?」という感覚だけで操作できます。
日本語へのローカライズもしっかりしており、おかしな日本語になっていたり、一部が中国語になっていたりといった雑な部分もありません。細部が丁寧に作られているところは安心できますよね。
困ったときにすぐにダウンロードできる
MiniTool Partition Wizardは、オンラインで購入したあとダウンロードすればすぐに使い始めることが出来ます。消えたデータを早く復元したい場合に助かりますよね。
購入するには、Webサイト上でクレジットカード、Paypal、銀行振込のいずれかで決済するだけ。困ったときに、すぐに使えるのは嬉しい特徴です。
データ復元の実力はホンモノ。実例を紹介
さて、肝心なのはデータ復元の腕前。
結論から言うと、高い復元率だと思います。私が試しに復活させてみた事例を紹介します。
▼データ復元機能で発見されたファイルの一覧。ファイルの種類ごとにフォルダ分けされるので、目的のデータが探しやすくなっています。
2018年に作成したExcelデータ
下記は、2018年11月29日に作成したExcelデータの復元例です。
中身もバッチリ開けます。(画像はモザイク処理しています)
WordやExcelといったOfficeソフト系のファイルについては、復元できたと思って開いたら実はテンポラリファイルで開けなかった、というのが復元ソフトでよくあるパターンなのですが、このExcelは完全な形で復元できていました。
2009年に撮影したデジカメ画像
驚いたのが、このデジカメ画像。古い外付けハードディスクを試しにスキャンしてみたら、とっくの昔に消していた2009年撮影のデジカメ画像を完全な形で復元できました。思わず懐かしい写真だったので、つい見入ってしまいました・・・。
しかも、カメラのメーカー名などプロパティ情報もしっかり残っていたほど。画像データに関しても、これまで使ったソフトでは復元できても断片的で画像が欠けていたりしていましたが、ほぼ完璧に復元できています。
MP3の音楽ファイル
長さが24秒しかなく、もともとこのくらいの尺なのか、復元できたのがこの尺なのかは判別が付きませんが、再生すると正常に音楽が聴こえました。音楽ファイルについても、復元が中途半端だと再生すらできませんが、乱れや音割れなどもなくしっかり再生できていました。
「これがあれば完全に復元できる」とは断言できませんが、フリーソフトや他の有償ソフトを凌駕する成果は期待できるのではないでしょうか。少なくとも、私が見てきた復元ソフトの中では成功率と品質ともに最高クラスです。
インストールの仕方
では次に、軽くソフトのインストール方法について説明します。特に迷うことのない一本道ですので、サクッと終えられるでしょう。
- インストーラーを起動すると最初に表示される画面。「同意する」を選択。
- 特になにもいじらず、「次へ」を押す。
- 「次へ」を押す。
- 「ユーザー体験向上プログラムに参加する」は任意でチェックを入れる。
- 「インストール」を押す。
- インストールが始まる。
- 「完了」を押して、インストール終了。
おすすめのライセンス
最後に、ライセンス体系について触れておきます。
本記事で紹介したデータ復元機能を備えているのは、「プロ・プラチナ版」「プロ・アルティメット版」のいずれかのみ。おすすめは、払いきりの「プロ・アルティメット版」。少し値が張りますが、年払いでも1万円以上しますので、どうせなら払いきりを選んだほうが来年以降の支払いを気にする必要もないですし、オトクです。
MiniTool Partition WizardのWebサイトへ行く
ソフトがどんなものか実際に使ってみたい場合は、MiniTool Partition Wizard無料版を使ってみましょう。データ復元は無料版では出来ませんが、ソフトの使用感やパーティション操作など基本機能を使うことが出来ます。気に入ったら、上位バージョンへアップグレードも可能です。
以上、「MiniTool Partition Wizard」を紹介しました。
データ復元ソフトについては仕事がらこれまで何本か試しましたが、フリーソフトはほとんど期待できないのと、有償ソフトでも復元率が低いものが多々ありました。海外製は怖いと感じるかもしれませんが、本ソフトはインタフェースも決済システムもしっかり日本語化されていて迷わず操作できるので、あまり心配はいらないでしょう。
将来、データが消えたりハードディスクが壊れたりしたときの備えと考えれば、料金も高すぎることはないと思います。パソコンを使うからにはデータ消失は付きものですから、復元ソフトを一本持っておくと何かと便利ですよ。
最後に
当ブログでは、病院に勤務するシステムエンジニアの私が、関係法令の改正やパソコンのトラブルシューティングなどをSE目線から紹介しています。
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