こんにちは。当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
管理人の白狐(しろぎつね)です。
デスクワーク主体の仕事であれば、PDFを扱う機会が多いですよね。最近は資源節約のために、紙に出力するときは両面印刷(裏表印刷)が求められることも増えました。
両面印刷は専用のユニットが取り付けされていないと物理的に不可能です。
実はこれを知らない人も意外と多く、「両面印刷したいのに印刷画面で選択できない」「両面印刷を選択したのに片面で出る」といった問い合わせを受けることがあります。
プリンタドライバの関係で、専用ユニットがないにもかかわらず「両面印刷」のチェックが選択できてしまう場合があるようです。
ですがページ数が多い場合は、なんとか両面印刷して用紙代を抑えたいですよね。
そこで本記事では、両面印刷できないプリンタでPDFファイルを両面(裏表)印刷するワザを紹介します。
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奇数ページと偶数ページを分けて印刷する
やり方はとってもカンタン。
奇数ページと偶数ページを分けて印刷するだけです。
この奇数・偶数ページを分ける機能はAcrobat Reader独自の機能なので、覚えておくと便利ですよ。
▼ちなみに、職場でよく使われているレーザープリンタなら、両面印刷ユニットを後付けできます。中古も市販されていますので、両面印刷の機会が多いなら、ユニットを付けたほうが楽です。
ではその手順を説明します。
- PDFを開く
- 印刷画面で「奇数ページのみ」を選択し、印刷する。
- 出力された用紙を再度印刷トレイにセットし、「偶数ページのみ」「逆順に印刷」を選択し、印刷する。
「逆順に印刷」する機能があるため用紙を並び替える必要がなく、スピーディーに印刷できて楽チンです。
ページ数の多い資料を何部も印刷しないといけないときに役立ちますよ。
▼PDFの作成・編集ソフトなら、安価な「いきなりPDF」がおすすめ。Adobe公式のAcrobatは月額課金制(サブスクリプション)ですが、これは買い切り型。ビジネスではPDFを扱う機会が多いですし、これからはデジタル化が一層進みますので、紙からPDFへの移行も盛んになってきます。PDFをよく使うなら、ぜひ持っておきたい1本です。
Word、Excel、PowerPointもPDFに変換すると両面印刷できる
これを応用して、WordやExcel、PowerPointなどのファイルについても両面印刷することができます。
Microsoft OfficeにはPDFへのエクスポート機能がありますので、PDFに変換すればこのテクニックが使えるというわけです。
ぜひ有効活用しましょう。
WordやExcel、PowerPointなどからPDFに変換する手順は次のとおりです。
- メニューの「ファイル」をクリック。
- 「エクスポート」>「PDF/XPSの作成」をクリック。
- PDFの保存場所を指定すれば完了。
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最後に
当ブログでは、病院に勤務するシステムエンジニアの私が、関係法令の改正やパソコンのトラブルシューティングなどをSE目線から紹介しています。
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