電子カルテ端末にインストールされているExcelが頻繁にフリーズする場合があります。ひとくちにフリーズといってもさまざまな原因が考えられるため、まずはキャッシュなどの不要ファイルやレジストリをきれいにするフリーソフトを使ってPC内部の動きが軽くなるよう試みるのがオーソドックスな対処ですが、電子カルテ端末の場合は安易にソフトのインストールはできないので工夫する必要があります。
そこで、今回はWindows標準のツールである「ディスククリーンアップ」機能を紹介します。
何が出来るか
ディスク内の不要なファイルを削除し、空き容量を確保するツールです。Windows10であればどの端末でも使うことができます。
使いかた
- [Windowsキー]+[R]を押し、「ファイル名を指定して実行」画面を開きます。
電子カルテ端末の場合、スタートメニューがカスタマイズされWindows標準のツール群が非表示になっていることがある(職員がうっかり触れないようにするため)ので、この方法が手っ取り早い起動のしかたです。 - ”cleanmgr”と入力し、[OK]を押します。
- ドライブの選択画面が現れるので、「OS(C:)」を押します。
「OS」の表記がないドライブは単なるデータ保存領域であるため、クリーンアップしてもOSの動作に影響しませんのでしっかり確認してください。
- ディスククリーンアップの画面が表示されるので、すべての項目にチェックを入れ、[OK]を押します。
「削除するファイル」にはいろんな項目が表示されますが、基本的には一時的に使われたファイルやゴミファイルになりますので削除して問題はありません。
- ディスククリーンアップが実行されます。
これによりPCの動作が軽くなるはずですので、様子を見ます。簡単に実行できる作業ですので、ぜひ試してみてください。
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