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ネガティブな理由で転職すると失敗する、と思う理由【経験者談】

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今の時代、転職は当たり前となりました。一般的には転職をすると年収は下がりますが、それでもキャリアアップや適性の違いから転職をする人も多くいます

特に病院の世界では、転職は日常茶飯事。というのも、医療職は資格職なので、転職しても仕事内容に大差はなく、転「職業」ではなくただの転「職場」になることが多いですね。

 

私くらいの年齢(アラフォー)になると、友人にも転職経験者が多くなってきます。話を聞いていると、辛いとか、自分に合わないというネガティブな理由で転職した人は、その後の就職先でもやっぱり後悔していました。いっぽうで、他の病院から引き抜かれたり、ポジティブな理由で転職したりした人は、うまくやっているように見えます。


今回は、ネガティブな理由で転職すると後悔する、と思う理由を経験者の立場で考えてみます。

 目次

 

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▼過去に2回転職を経験した私が、転職を後悔しないためにしたことをこちらの記事にまとめましたので、興味があれば一緒に読んでみてくださいね。

whitefox21.hatenablog.com

 

ネガティブな理由で転職した人は、次の職場でも愚痴が多い

「今の職場が大変で辛い」「やっていて自分に合わない」という理由で転職をした友人がいます。彼は学生時代からの付き合いで、成績は常に優秀で試験ではトップランカー。そんな彼ならホワイト企業勤務でさぞ充実した暮らしだろう、と思っていたのですが、転職後の話を聞くと、愚痴が止まらない止まらない。

何が不満なのか聞いてみたら、「転勤が多い」「出会いがない」(彼は独身)と言っていました。前はそんな不満、こぼしていなかったのに。どんな職場なら満足するんだろう?と思わずにはいられませんでしたね。

 

その職場には役職付きで入社。さすがだなと思うのですが、転職によって収入は上がったものの、本人曰く不人気な職種であるため人が足りず、管理職であることを理由に休日出勤や遠距離出張などを次々と任されている模様。職場の出会いもなく、待望の結婚も果たせない・・・と嘆いていました。

 

「仕事が忙しくなるのは転職前から想像できたんじゃないの?」と聞いたら、今度は「転職したのは自分の本意ではなく、親に勧められたから」だと。自分で決めたんじゃないんかーい!とツッコまずにはいられませんでした。

 

職場のいじめだとか、残業時間が100時間超えるだとか、客観的に考えて危険そうな場合は転職すべきと思いますが、自分に合わない、向いてない、という理由で転職したところで、次の職場では別の問題が起きます。問題から逃げるように転職しても、事態は改善しない可能性が高いな、というのが、友人の話を聞いて思ったことです。

 

「足るを知る」ことも大切

いっぽう、他院から引き抜かれて転職した友人や、会社を辞めて事業を起こした友人からは、そんな愚痴は聞こえてこず、「今こういう仕事に挑戦している」「こんな事業をやろうと思っている」などと意欲的な姿勢を感じます。プライベートも、彼女と遊んだり家族と過ごしたりと、充実していそう。

 

私が社会人に成り立ての頃、社長のスピーチで今でも覚えているのが「足るを知る」という言葉でした。何をジジくさいことを、と当時は思っていましたが、アラフォーになった今は、その言葉の重みをずっしりと感じますね。「欲張るな」ということではなくて、あくまで「満足を決めるのは自分だよ」という意味です。

「妥協する」とも違います。妥協とは、もともと持っていた理想からレベルが下がるのを受け入れる、というもの。

 

満足レベルに到達したら、もっと上に、もっと良い環境に、と思う人もいます。もちろんそれはそれで良くて、向上心があるならどんどん上に進むべきです。ポジティブな方向に行く分には、足るを知る必要はないでしょう。

しかし、最初に決めたレベルに到達したにもかかわらず、条件を後付けで加えて不満をこぼすのなら、それは後出しジャンケン。よほど良い条件が整わない限り、満足することはないでしょう。

足るを知ることなく、不満ばかりをこぼすのは、後悔しか招かないと思います。

 

転職するときにはビジョンを描こう

私は過去2回転職し、今の職場は3つ目になります。どちらのケースも自分には次のステージへ行くための前向きなもので、いずれも円満退職でした(と思っています)。

 

1社目を辞めたときは、退職した数年後に「うちに戻ってこないか?」と連絡が来ましたし、2社目のときは退職日に「仕事に困ったらいつでも電話しなさい」と幹部から声をかけてもらえました。リップサービスも含んでいたでしょうが、そのように言ってくれたのは純粋に嬉しかったですよね。「次の職場でうまく行かなかったら、戻ればいいや」と気楽に構えられる余裕も生まれました。

 

私が大切にしたことは、「◯◯の仕事がしたいから、あの会社を狙おう」「こういう生活をするために、◯◯の仕事を選ぼう」といったように、転職して何を得たいのか、ビジョンを描くこと。そのビジョンを達成できれば「足るを知る」ようにしてきたわけです。

転職にビジョンがないと、得たいものがボヤケてしまい、転職が成功だったか失敗だったかを判断するのが難しくなります。その結果、迷いや後悔を生みます。ビジョンがあれば、達成できれば成功、できなければ失敗、と割り切れますよね。

 

「転職が成功か失敗かなんて、実際に働いてみないと分からないじゃん」という人もいるかもしれませんが、それではまるで計画性がない、と言わざるを得ないでしょう。「事業がうまくいくかどうかなんて、やってみないと分からないじゃん」と言っているのと同じ。会社が事業を立ち上げるとき、費用対効果、将来性、持続可能性などを十分検討した上でゴーサインを出すのと同じように、転職するときにもある程度の見通しをつけることが大切です。

 

ビジョンのない転職は逃げの転職でしかなく、良い結果を生まない、というのが私の経験談です。

 

転職には、凄まじいエネルギーを費やします。今の職場で引き継ぎを行い、次の職場では新しい仕事を覚え、一から人間関係を構築していかなくてはなりません。場合によっては転居も必要になります。だからこそ転職には入念な準備と計画が重要で、安易な転職は要らぬ消耗を招きます。

これから転職を考えている人の参考になったら嬉しいです。

 

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 最後に

当ブログでは、病院に勤務するシステムエンジニアの私が、関係法令の改正やパソコンのトラブルシューティングなどをSE目線から紹介しています。

 

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