病院の情シスで働く医療情報技師の奮闘記

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能力がない人こそ、出世を目指したほうがいいのかもしれない

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能力がない人は出世できない、と常々私は思っていました。しかし役職を務める今、能力がない人こそ出世を目指すべきかもしれない、と思い始めています。

 

特に秀でた能力がない私でも一応役職に就き、平社員より少しばかり多い昇給と役職手当の恩恵を受けています。近年は副業や投資が盛り上がっていますが、それらで安定的に成果を出していくことは簡単ではありませんし、場合によっては元手を減らすことにもなります。

しかし役職になると、常に一定額の上乗せ額が貰えるうえ、降格さえしなければ給料が右肩上がりで上がっていくわけです。役職に就くことによる恵みをひしひしと感じます。

 

FXをやっても、才能のない私はまったく稼げませんでしたね。それどころか資産減らしましたよ。トホホ…

 

 目次

 

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whitefox21.hatenablog.com

 

 

役職に必要なのは特別な能力ではない

役職をしていて感じるのが、必要なスキルはあくまで「管理」であり、仕事をさばく能力ではないということ。

ざっくり言って、次の3つが必要だと思います。

 

①組織のルールを遵守する

②職員とコミュニケーションが取れる

③仕事を管理できる

 

「①組織のルールを遵守する」は、出来て当たり前だと思うかもしれません。しかし職場をよく観察していると、仕事をバリバリこなしている(ように見える)人がなぜか平社員のままだったり、逆に仕事できなさそうな人が役職に就いていたりするのを見ます。その差は、組織のルールを守れているかどうかでした。

 

仕事の知識が豊富でも、組織が決めた手順に沿って物事を進められない人や、周囲と協力せず個人プレーに走ってしまう人は、役職に就くのが難しくなります。仕事は組織プレーで行うものだから。

仕事ができそうな人は、裏では「あの人は相談もせずに勝手に進めちゃうから困るんだよね」などと言われており、仕事ができるどころか厄介者扱いされていました。

 

反対に、バリバリやっているようには見えない人でも、仕事の相談をすると「この案件は◯◯部署の△△さんが詳しいから、話を通しておくよ」「この仕事はまず✕✕の会議に掛けて」などと、適切な相談先や進め方を教えてくれました。組織の中での立ち回り方をしっかり把握しているわけです。

 

仕事をさばく能力よりも、組織のルールをきっちり守れることのほうが、サラリーマンとしては重要。能力があってもルールが守れない人は、サラリーマンではなく自営業の方が向いていると言えます。

 

「②職員とコミュニケーションが取れる」は、これも当たり前と思うかもしれません。

部下の教育、仕事の相談対応、人事評価、他部署との連携など、職員とコミュニケーションする場面は数多く出てきます。仕事をこなす技術力が高くても、上司や部下、他部署の人間と対話し、周囲を巻き込んでいけるスキルが備わっていないと役職は務まりません。

 

3つの中で一番難しいのが「③仕事を管理できる」こと。仕事を期限内に終える、難しい場合は事前に調整する、先の予定を見越して準備しておく…などです。言うは易く行うは難しですが、これが出来ないと素質がないとみなされ、役職は任せられないでしょう。

しかしこれも技術や能力が求められるわけではなく、必要なのは段取りや予定を組み立て、障害になりそうな部分を排除し、滞りなく進めていくスキルです。

 

逆にきちんと管理さえ出来ていれば、個々の仕事はエキスパートに任せればよく、自分が手を下す必要はないわけです。

 

昇給や役職手当の尊さ

役職に就くことの経済的メリットは、「昇給ペースが平社員より大きい」「役職手当が付く」ことだと思います。当たり前のことなんですが、この2つが結構尊いなと感じます。

黙っていても歳を重ねるごとに基本給が上がり、一定の役職手当が上乗せされていきます。定期的かつ安定して収入が得られるというのは、副業や投資では難しいことですよね。

 

もちろん、能力のある人なら副業でも投資でも成果を出し、二刀流で食べていけると思いますが、能力のない人が彼らと同じ土俵で戦い、勝ち抜いていくのは生半可なことではないですよね。ましてや、安定した収入を永続的に稼ぎ続けることは楽な道ではないはずです。

 

「出世しても大した額はもらえないから、頑張るに値しない」と思うかもしれませんが、その「大した額」を副業や投資で稼いでいくのも案外険しい道だったりします。(私は全然できません)

例えば役職手当で1万円支給されるとしたら、毎月1万円の収入を安定して稼ぎ続けることと同じです。小遣い程度の稼ぎにしか思わないでしょうが、その月によって変動することなく入ってくる収入なので、意外とバカにできません。

 

しかも、昇給と手当は「保証されている」ことが尊いんですよね。普通の会社なら年に一度昇給しますし、降格されない限り手当も支給され続けます。貰えることが保証されているのはサラリーマンの強みですね。

 

役職に就くと居場所ができる

ほかのメリットとしては、役職になると職場に居場所ができること。

 

年齢を重ねるにつれ、だんだんと職場での自分の立ち位置をどうするか考えるようになります。役職に就くと、失態を起こさない限り異動になっても降格することはあまりないので、役職を務め続けることになります。

 

病院に勤めていると、転職者があまりにも多いので「よし、自分もいっちょ転職して年収アップだ!」と意気込みたくなるのですが、彼らは引く手あまたの医療従事者であることを忘れてはいけない、といつも思っています。

看護師、放射線技師、セラピスト、社会福祉士などは都会や地方どこでも仕事があるうえ、一般的な仕事に比べて基本給が高いため、職場が嫌だと感じたら執着せずに転職します。

 

看護師なんて、60歳過ぎても余裕で仕事に就ける人たちですからね。一緒に考えてはいけません。資格職強し…。

 

仕事や職場を選べる立場にあるわけです。

しかし私のようなSEや一般事務が同じノリで転職すると、普通は基本給が下がります。同年代であっても、その職場で勤続年数が長い人のほうが当然給料が高くなります。

 

イメージにするとこんな感じです。

 

(20代前半から役職になるように見えますが、わかりやすくしたまでですのでご容赦を)

 

昇進すると昇給ペースに角度が付くので、早ければ早いほど、年齢とともに貰える額がアップします。

そうなると、なるべく早いうちに役職に就き、長く勤めることで昇給の恩恵を受けたほうが、定年までの年収が高くなります。

 

出世を目指すなら、本業一本に集中しよう

「自分には能力がない」と思っている人向けの話ですが、出世を目指すなら副業や投資は一旦横に置き、本業一本に集中するのがおすすめです。

本業以外の仕事をやりながら出世するのは、よほど器用な人でない限り難しいはず。選択と集中で、本業一本に絞って頑張ることで同僚を出し抜き、出世の道に進むことが出来るのではないでしょうか。

 

私も、今の職場では安月給ながらも人並みには頑張りました。役職とは言ってもまだ上がありますし、下からの突き上げも食らいますので安泰とは言えませんが、昇進に向けて頑張ろうと思っています。

なんだかんだ言っても、役職になることのメリットはやはり大きいものがあります。下手に投資に手を出して失敗したり、本業の合間に慣れない副業に勤しんだりするよりも、タイムパフォーマンスが良いこともあります。

 

以上、能力がない人こそ出世を目指したほうがいいのかもしれない、というお話でした。

出世なんて興味がない、という人も、再考のきっかけになれば嬉しいです。

 

 

 最後に

当ブログでは、病院に勤務するシステムエンジニアの私が、関係法令の改正やパソコンのトラブルシューティングなどをSE目線から紹介しています。

 

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