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SEから見たオンライン資格確認~顔認証付きカードリーダーの端末ってどんなもの?

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2020.8.26追記:

厚労省のオンライン資格確認ポータルサイトにて、補助金の対象となる顔認証付きカードリーダー端末が発表されました。こちらの記事で取り上げましたので、併せてご覧ください。

 

whitefox21.hatenablog.com

 

こんにちは。当ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

マイナンバーカードを健康保険証として利用する「オンライン資格確認制度」が2021年3月から施行開始となりますね。この記事をご覧いただいている方は、その準備に忙しいことと思います。

 

制度の詳しい内容は下記記事をご覧いただくとして、オンライン資格確認を導入する医療機関には顔認証付きカードリーダーが無償配布されるようですが、いったいどんなものなのでしょうか。

 

その内容を見ていきたいと思います。

 

whitefox21.hatenablog.com

 

実物イメージ

興味本位でググってみると、空港で使われているものが出てきました。

 

f:id:whitefox21:20200313102915j:plain

 

(下記サイトより引用)

www.aeroexpo.online

 

意外と小さいものなんですね。仰々しくカメラが付いているかと思いきや、どこに付いているのか分からないくらい目立たないです。顔認証は日常生活であまり馴染みがなく、個人的には「急にハイテク化されるな」という印象です。


一般的に普及しているわけではないものの、iPhoneAndroidの一部機種で実用化されていますし、私が通う(今は行けてませんが・・・)エニタイムフィットネスでも入場には顔認証が必要です。1秒ほどですぐに認証され、手間取ったこともないので認証精度はかなり高いのだと思います。

どのように認証するのか

エニタイムフィットネスでは、会員登録時に自分の顔を何回か撮影し、それらを顔情報として登録していました。iPhone指紋認証機能を使うときもそうですが、異なる何パターンかを採取することで特徴を掴むのでしょうね。

厚労省の資料を見てみます。

 

www.mhlw.go.jp

 

患者の顔とICチップの写真で顔認証処理を行う。(ICチップの写真取得は、アプリケーションソフト等のAPIを利用)マイナンバーカードの所持者と患者が同一(本人)と確認できた場合は、アプリケーションソフト等のAPIを利用し初回紐づけを行う。APIから処理結果取得後、資格情報をファイルで出力し、処理完了を患者に通知する。
患者が顔認証を希望しない場合にPINの入力を行う。入力完了後、アプリケーションソフト等のAPIを利用し初回紐づけを行う。 APIから処理結果取得後、資格情報をファイルで出力し、処理完了を患者に通知する。

 

https://www.mhlw.go.jp/content/10200000/000601465.pdf

(上記資料より抜粋)

 

オンライン資格確認のカードリーダーでは、マイナンバーカードに埋め込まれたICチップ内の写真データ」と「撮影した写真」を照合するようです。顔写真の登録作業が要らないのは導入側としては助かります。確かに、運転免許試験場のように窓口で写真撮影をするなんて考えられないですからね・・・。

 

保険証は月1回確認するのが医療機関のルールですから、恐らくオンライン資格確認でも同様のルールになるのではないでしょうか。となると毎月この顔認証を行うということでしょう。プライバシーに敏感な日本人ですから、これに難色を示す患者さんは結構いるかもしれません・・・。

 

 

顔認証を断られたらPIN(4桁)で認証

これは個人的には顔認証以上にハードルが高い気がします。高齢者にとっては「あれ、なんだっけ・・・」となるでしょうし、若い人にとっても今やクレジットカード、銀行ATM、バーコード決済などで多種多様の暗証番号を持っていますから、覚えきれるか分かりません。

PINとは

PIN(Personal Identification Number;個人識別番号)とは、端末とセットで認証に使われる暗証番号のことです。「端末とセット」という部分が重要で、ここが従来のパスワードと違うところです。このPINが仮に漏洩したとしてもマイナンバーカードを持っていなければ不正利用はできず、またマイナンバーカードだけを持っていてもPINが分からなければ認証ができません。

 

知っている人も多いと思いますが、Windows10のログイン認証機構の一つとしても採用されています。従来のパスワード方式は「パスワードを知る者=本人」という考え方だったので、いかに漏洩を防ぐかが大事でした。
これに対しPIN方式は、「認証対象の端末を持っていて、かつ本人のみが知り得る暗証番号を知っている=本人」という2重の考え方。PINは4桁の数字という簡単なものなので一見パスワード方式より脆弱に思えますが、こうした仕組みによりセキュリティを担保しているわけです。

 

私としても顔認証は何となく抵抗があるのですが、これだけ情報化された社会でパスワードやら暗証番号やらが多すぎて、管理が大変だという気持ちもあります。窓口でモタモタすることなく顔パスでサッと受付を済ませられると考えれば、案外受け入れられるかもしれませんね。

 

 

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