病院の情シスで働く医療情報技師の奮闘記

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病院のSEとして10年以上働いている白狐(しろぎつね)です。

 

転職するとき、何を一番大事にしますか?

 

給料、ホワイト企業、働く場所、ワークライフバランス、必要な資格・・・などなど人によってさまざまだと思いますが、システムエンジニアにとって気になるのは「やりがい」ではないでしょうか。なぜならSEは技術屋ですので、技術屋として働いてきた人なら、長年磨いてきたスキルを活かせる仕事に就きたいと思うからです。

私も以前はシステムエンジニアの端くれでしたので、転職するときは「エンジニアとして働きたい!」という思いが強くありました。

 

そこで本記事では、10年以上院内SEとして働く管理人が、この仕事をしていて感じる「やりがい」を一挙紹介します。

 

病院のSEってよくわからんけど、何が楽しいの?と思っている方は、ぜひ参考にしてください!

 

  

目次

 

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私は新卒で東京のIT企業に勤務したあと、地元の北海道にUターン転職し、院内SEとして働いて10年以上経ちます。
このブログは、あまり世の中に知られていない院内SEの知名度向上を目指し、現役の立場から鮮度の高い情報を発信しています。

院内SEに関心のある方は、ぜひこちらのまとめページをご覧ください! この仕事の年収、仕事内容、将来性、向いている人などなど、ひと通りの情報をまとめています。

 


ちなみに、そんな私のプロフィールはこちら。興味があったら見てみてくださいね。

 このブログについて 

 

IT企業を辞めたけど、やっぱりSEがしたかった

 

SEがしたいです・・・

 

三井寿かお前は。(ネタが古いか・・・!?)

 

私は訳あって東京のIT企業を辞め、地元の北海道へ帰ったのですが、どうしても譲れなかったのがSEがしたいという気持ちでした。

地元は田舎なので、ただでさえ仕事が少ない町。選べるほど仕事のバリエーションは多くありません。IT企業は数少なく存在するも、常に募集がかかっているわけではないので応募したくてもできない状態でした。

 

それでも、好きじゃない仕事を嫌々やりたくはなかったので、がむしゃらに仕事を探してようやくたどり着いたのが、病院のSE(院内SE)だったのです。実際にこの仕事をしたら、これまでの仕事にはなかった新たな「やりがい」を感じることができ、10年以上続けられるモチベーションになりました。

 

そのやりがいは院内SEならではのものと言えますので、紹介していきます。

 

病院で働いたら実はこれが天職だった、というエピソードをこちらの記事に書きました。興味が湧いたら、ぜひこちらも読んでみてください!

whitefox21.hatenablog.com

 

 

 

やりがい① 感謝される、頼りにされる

 

院内SEの仕事は、電子カルテシステムを安定稼働させることです。故障時に復旧させたり、トラブルを未然に防いだり、医療従事者からの問い合わせに対応したりします。いわば職員が「お客」ですので、物事をうまく解決できると感謝されたり、困ったときに頼りにされたりします。

 

私がシステム開発の仕事をしていたときは、打ち合わせ以外は一日中PCに向かっていることがほとんどで、ユーザーと直接触れる機会はまったくありませんでした。それも企業向けの業務システムでしたので、システムがどんなふうに使われているのかを見たことがなく、使ってみての反応を感じることもなく、仕様を淡々とプログラムに落とし込む感じでした。

 

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院内SEの場合は開発をやりませんが、医師や看護師の声を聞いてシステムベンダーと調整し、電子カルテシステムに反映させていきます。「これで仕事が捗るよ」「困っていたから助かったよ」という感謝の声を直接聞いたときには、達成感が得られますね。

現場の要求は厳しいものも多く、関係者の間を何度も行き来して、異なる意見を擦り合わせていくことになります。職員とベンダーとの板挟みになりつつ、調整役としての役割を果たし要求を実現できたときの喜びはひとしおですね。

 

院内SEは、PCに向かうよりも人と接する機会の方が多い仕事。システムを改修する場合、自ら手を加えることはなく、現場からの要望を噛み砕いてベンダーに伝える役割を果たします。エンジニアの知識がなければベンダーと渡り合うことが出来ないので、ここでスキルが活きることになります。

 

また、医療情報技師の資格を持ち、院内SEとしての実績を積むと、職員が技術者としての立場を重んじてくれるようになります。

 

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経営陣から「こういうシステムを入れたいがどう思うか」「AIはうちの病院でどう活用できるか」というように技術面の見解を求めてくるので、頼りにされていると実感が持てます。

 

トップダウンで「このシステムを入れるからよろしく」と決められ、後の運用を丸投げされるケースもありますが、情シス部門を設けている病院であればまずは意見を聞いてくるのが通常です。導入するシステムが自分の意見次第で決まることもあるので(多くは予算次第ですが)、やりがいがあります。

 

▼院内SEは、病院では「医療情報技師」と呼ばれます。業界未経験の方にもこの仕事を理解してもらえるよう、こちらの記事で噛み砕いて説明してみました。ぜひ併せて読んでみてください!

 

whitefox21.hatenablog.com

 

 

 

やりがい② 「なくてはならない仕事」だという自負が持てる

 

世の中の仕事はどれも必要とされるものだと思いますが、病院で働くと特に「社会になくてはならない仕事」だと感じ、自負することができます。これはコロナ禍になってから、より強く感じるようになりました。

 

コロナ禍以降、私の周りでも、勤め先が倒産して仕事を失ったり、会社の事業計画が大きく変わって勤務先の将来に不安を感じたりした人がいました。事業というものは時代のニーズや社会の様相に左右されるものですが、医療に求められるニーズはいつの時代も不変です。これから先、需要が尻すぼみして仕事に困る、ということは考えられない業種。それだけ世の中に必要とされている仕事をしていることに、誇りを持つことができます。

また、自負できるだけでなく周囲からも評価されます。家族や結婚相手からも、将来性のある堅実な仕事をしている、というふうに見られるので、仕事の必要性を実感できるでしょう。

 

仕事に誇りを持てて、かつ周りからも評価されると、何よりのモチベーションになります。以前は「好き」で仕事をしていたので楽しかったのですが、いっぽうで誰かの役に立っているという実感はあまりありませんでした。そのため、所属が変わって好きではない仕事をやらされると意欲が低下しましたし、「この仕事をいつまでやるんだろう、早く別の部署に異動できないかなぁ・・・」などと考えていました(笑)。

 

この仕事をしていると、「自分がやらねばならない」という使命感を感じます。「自分の仕事は、いったい誰の、何のために役立っているのか?」という自問をすることもありません。

また院内SEは情報システム部門(情シス)の配属となり、別の部署へ異動させられることは滅多にありません。専門職なだけに、ほかの職員が代わりを務めることができないからです。(ただし中小の病院では兼務もあり得ます・・・)

 

SEという自分のやりたいジャンルを変えることなく、定年まで仕事したい、と思う方には選択肢の一つとしておすすめできます。

 

▼私がIT企業を辞め、院内SEになって得られたことを別記事でまとめました。この仕事のいったい何が良いのか、知りたい方はぜひ読んでみてください。

whitefox21.hatenablog.com

 

 

やりがい③ 自分の裁量で仕事できる

 

院内SEは、実は裁量が大きい仕事です。なぜなら、自分が一番システムに詳しい立場だから。

 

院内SEとして働くと、当然ながらシステム全体を統括する役割を担います。たいてい1~3人くらいのSEが置かれるのが普通で、ひとり情シスのところもザラ。院内のシステム管理全般を背負うわけですから、責任とプレッシャーを感じる反面、システムに関する事柄は自分の裁量で決めることができます。

 

システム管理について関与できる人が、ほかにいないんですよね。

 

自分以外は当てにできないってことね。

 

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もちろん、病院の予算や事業計画に応じて進めていくわけですから、決められた稟議のプロセスに従う必要があります。しかしそれさえ守れば、あれこれ意見したり突っ込んできたりする人はいません。なので、「あとはそれでやっておいてね」でお終いです。(というか、我々の言うことを理解できません)

 

また、他院の事例を参考に提案し、業務改善に繋げることもできます。毎年全国各地で開かれる医療情報技師の学会に出席すると他院の研究結果や導入事例が聞けますので、そこから学びを得て、職場のシステム改善を提案することもあります。

 

院内の決裁を取り予算が下りれば、ベンダーと調整してシステムの改修や導入に着手します。経営陣から言われたことだけをやるのではなく、企画から実行までのプロセスを自分で考えて決められるのは、とてもやりがいを感じますね。

指示されたことを淡々とやるよりも、自分の判断で物事を決めたり進めたりしたい人にとっては、うってつけではないでしょうか。

 

医療情報技師の学会とは医療業界では、学会での研究発表が盛んに行われます。臨床現場でのさまざまな症例に基づいて研究や実践が行われ、その成果が学会で発表されるのです。臨床に直接関わらない医療情報技師であっても、学会が全国各地で開催され、病院でのさまざまな取り組みについて議論が交わされます。

どこでどんな学会が開かれているのかを、医療情報技師育成部会のページで確認することができます。興味があれば、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

 医療情報技師育成部会

 

▼院内SEと似た仕事に、「社内SE」があります。社内SEは転職先の仕事としてSEに根強い人気がありますし、仕事内容もイメージしやすいですよね。これら二つの違いを、こちらの記事にまとめました。

 

whitefox21.hatenablog.com

 

 

病院のSEはやりがいを感じられる!

 

以上、私が院内SEを10年以上続けて今も感じている、やりがいを3つ紹介しました。

 

正直、病院にはあまり良いイメージはないと思います。病気や怪我をした時しか行かない場所ですし、雰囲気が陰気臭くて人も陰湿で、「楽しく活き活き仕事」なんて程遠い・・・と思われがち。

しかし、白い壁に白い衣服・・・なんてイメージは昔の話。今の病院は、ホテルのようなデザインの待合室を作ったり、医療スタッフも明るい色の制服を着たりして、患者にとっても職員にとっても居心地の良い場所を目指しています。そうでなければ、患者も職員も離れてしまうからです。

医療は人の手によって直に提供されるものですから、人材が命。人手がなければ経営が成り立たないため、人材獲得や教育・研修には力を入れていますし、担い手である若者に来てもらえるよう、職場の環境は徐々に変化しています。

 

この記事を読んで院内SEに興味を持ったら、今度病院へ行った機会のついでに、さりげなく中を見回してみてください。医師・看護師がどんな会話をしているか、職員同士でどんな応対をしているか・・・そこから、読み取れる雰囲気があるかもしれません。

 

院内SEは、仕事の少ない地方であってもSEの仕事に就ける、レアな職種です。この記事に書いたようなやりがいも得られるはずですので、地元に帰りたいSEにもおすすめできる仕事。ぜひ一度、院内SEについて検討してみてくださいね。

 

実は院内SEの求人は少ないので、いざ探そうとしても思うように見つからないと思います。そこで、実際に現場で働く目線から、転職サイトを使った効率良い求人の探し方をまとめました。ぜひ、参考にしてください。

 

whitefox21.hatenablog.com

 

 

 最後に

当ブログでは、病院に勤務するシステムエンジニアの私が、関係法令の改正やパソコンのトラブルシューティングなどをSE目線から紹介しています。

 

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