病院の情シスで働く医療情報技師の奮闘記

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自分には向いてなかった夜勤の仕事。向いている人の特徴は?

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世の中には、人が寝ている間に働く仕事があります。それが夜勤。病院では当たり前に存在する働き方ですが、普通の会社には無いですよね。

私は2つ目の会社で夜勤ありの仕事をしていました。業務量が日勤に比べ少なく、監視の目もないため気楽な面もありましたが、体を壊してしまいました

 

しかし中には、好んで夜勤がしたい人や、夜勤が向いている人もいます。院内SEの仕事でも職場によっては夜勤ありの場合があります。そこで今回は、夜勤仕事の経験から、メリット・デメリットと向いている人について話したいと思います。

 

 目次

 

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夜勤は楽だった

当時の私の仕事は、システムに障害が発生していないかを見張る監視業務。24時間稼働のシステムなので、障害が起きたら直ちに検知し、概要を素早くレポートにまとめてエスカレーション(上位者へ報告し判断を委ねること)する仕事でした。

 

日勤と夜勤とでは仕事内容に差はないのですが、夜勤帯はシステムへの負荷が下がるため、必然的に障害の発生率は少なくなります。夜勤は1~2名体制で行い、管理者は夜勤に入らないため、業務的にも、心理的にも夜勤は楽でした。

障害が起きなければ特にやることもないので、2ちゃんのまとめサイトを見たりしてました(時効だから言っちゃいます)。慣れた頃には毎回数時間は寝てましたね。障害を知らせるアラートが鳴っていたのに、寝過ごして怒られたのは今となっては笑い話です。

 

そんな業務なので、夜勤を好む人もおり、夜勤専属スタッフもいました。しかし業務的には楽であるものの、不規則な生活を強いられるため、どちらかと言うと敬遠されがち。なので夜勤を積極的にやってくれる人は貴重な存在でした。

 

入社後、半年で体に異変

しかし入社して半年が経った頃、体に異変が起きました。汚い話で恐縮ですが、排尿時に痛み、尿も出づらくなったんです。しかも夜勤時に毎回・・・。変な病気でも貰ったか?と思ったものの、まったく心当たりがありません。

心配になって病院で検査をしたところ、特に異常はないとの診断でしたが、それでも痛みは続きました。処方された薬を飲んでもいまいち効果がない。

 

生活リズムの乱れから来ているのではないかと考え、夜勤の回数を減らしてもらうよう、思い切って上司へ懇願しました。幸いにも受け入れてもらうことができ、それが功を奏して痛みは徐々に引いていきました。

 

当時は20代後半でしたが、「この仕事は定年まで続けられないな」と痛感したのと同時に、健康の大切さを身に沁みて感じましたね。健康であってこそ、仕事に邁進できる。そんな当たり前のことにようやく気付き、転職を決意したのと同時に、「体力的に定年まで働けるか」「定年まで働ける、将来性のある職場か」を重視するようになりました。

 

夜勤に向いている人、向いていない人

では、どんな人が夜勤に向いているのでしょうか。夜勤に向いているのは、こんな人だと思います。

 

  • 昼夜逆転生活に順応できる人
  • 配偶者や恋人が看護師などで、自分も夜勤シフトのある仕事がしたい人
  • 人とのコミュニケーションが苦手な人

 

夜勤をすると、昼夜逆転の生活になります。夜に出勤して朝に退勤するので、通常の生活リズムが崩れます。私のように体を壊す人も出てくるので、健康を維持できるかがまず関門になるでしょう。

慣れれば辛くないんじゃないか、と思うかもしれません。個人差がありますが、なかなか難しいんですよね。人間の体は朝起きて夜に寝るように設計されていて、半年経っても体がついていきませんでした。

 

次に、配偶者や恋人が看護師などで、自分も夜勤シフトのある仕事がしたい人にも向いています。看護師をパートナーに持つ人が口を揃えて言うのは、プライベートの時間が合わないということ。病棟勤務は、土日祝関係なく、ゴールデンウィークや年末年始もお構いなしにシフトが組まれます。土日休みで日勤の仕事をしていると、なかなか休みが合わず予定が立てづらいのです。

しかし同じシフト勤務なら、あらかじめ希望を伝えることで休みを合わせることも可能です。わざわざ有休を取らなくても、シフトの組み方次第で堂々と平日に休みを入れることができるわけです。

シフト勤務のメリットは、遊びや旅行に行くときに繁忙期を外せるところ。普通なら混雑を避けるには有給を取るしかないですし、それができなければ混雑かつ高価な土日に行くしかありません。その点、シフト勤務なら融通を利かせやすいのです。

 

また、人とのコミュニケーションが苦手な人にも夜勤は向いていると言えます。夜勤は少ない人数で回しますし、管理者は基本的に不在なので監視の目もありません。日勤帯に比べて夜勤帯の業務は少ないため、必然的に人との接触も減ります。

 

いっぽう、夜勤に向いていない人は、上記の事項が受け入れられない人です。昼夜逆転生活が体力的にきつい人、土日休みが欲しい人、孤独な仕事が嫌いな人などは、夜勤に向かないでしょう。

 

以上が、夜勤のメリットとデメリットになります。


夜勤は体力が求められますが、平日に休みを入れやすい環境であり、工夫次第では一般的な社会人よりも柔軟な予定を立てることができます。シフト勤務者同士なら、予定を合わせることで繁忙期をずらして旅行に行くなど、美味しい思いもできるはず。長所と短所を見極め、自分に合うかしっかり考えて仕事の選択ができればよいですね。

 

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 最後に

当ブログでは、病院に勤務するシステムエンジニアの私が、関係法令の改正やパソコンのトラブルシューティングなどをSE目線から紹介しています。

 

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