病院のSEとして10年以上働いている白狐(しろぎつね)です。
転職して地元に帰りたい。
このページに訪れた方は、そう強く感じているでしょう。
この記事では、システムエンジニアが地元に帰る方法として院内SEになることをおすすめし、その方法を公開します。
院内SEがおすすめできる理由は、やや語弊のある言い方ですが仕事が全国各地にあるからです。
システムエンジニアが地元に帰るのをためらう最大の理由は、仕事が見つからないからではないでしょうか。
SEの仕事をするなら、首都圏や都市部に勤めるケースがほとんど。
私のように地元が田舎なら、帰ってもまず仕事が見つかりません。帰ったところで、結局今まで積み上げたスキルを活かせず、泣く泣く畑違いの仕事をすることも少なくありません。
そう思っている方に知ってほしいのが、院内SEなのです。
病院ならば全国どこにでもあるうえ、システムエンジニアのスキルが活かせます。
地元に帰りたいSEにとって、うってつけではないでしょうか。
しかし、
そんな職業初めて聞いたぞ?
という方も多いと思います。それもそのはず、求人が出ることが少ないからです。
さらには、求人が出たらすぐに埋まってしまうことも多いです。
そこで、「転職して地元に帰る」ことをテーマに、院内SEになるための具体的な方法を紹介していきます。
私はIT企業でSEとして働いた後、院内SEに転職して10年以上働いていますが、辞めるつもりはありません。
なぜなら病院が安定した職場であり、将来に不安を感じないから。
病院では、50歳以上の現役の医療従事者がたくさんいます。一般企業では30~40歳から出世コースの競い合いでしょうが、病院では平社員は普通。むしろ管理職は嫌がられる雰囲気すらあります。
医療の世界では、30代などまだまだ若い部類。医師なんて70代もザラですしね。
つまり年齢を気にせず、定年まで安心して働ける仕事なのです。
しかしながら、院内SEがどんな仕事かもわからずに、いきなり転職するわけにもいきません。
本記事が、院内SEへの興味を持つきっかけになれば幸いです。
テーマ
地元に帰って良くなることは何か
地元に帰る前に、「帰ったら何が良くなるのか」を十分考えることが大切です。
都会と地方、それぞれに良いところと悪いところがありますから、深く考えずに仕事を辞めてしまったら「帰ったはいいけど、やっぱり都会のほうが良かったな・・・」と後悔する羽目になります。
地元に帰ったら、どんな良いことが起こるのか。それをしっかり調べておきましょう。
▼私が20代後半で地元・北海道へUターンしたときに感じたことをまとめました。
今からからでも間に合うのか
地元に帰りたいと感じるのは、社会人として働いて数年間経った頃ではないでしょうか。
都会に出たら、それまで味わったことのない刺激的な毎日が送れるので、しばらくは楽しく過ごせます。しかし数年経てば慣れるもので、刺激的な毎日は日常へと変わっていきます。
それでもまだ楽しく感じていられるのなら、都会の生活が性に合っているでしょう。
しかし自分の求める暮らしとギャップがあれば、次第に日常が苦しくなってきます。
そう思う頃には、年齢は20代後半~30代に差し掛かっているはずです。
「今から地元に帰っても仕事に就けるのか?」
という不安が付きまといます。
若い方が転職に有利なのは確かですが、20代後半~30代でも地元での転職は十分可能です。
なぜなら、院内SEは転職組が多いため、むしろ年齢を重ねている方が有利になるケースもあるからです。
詳しくは下記記事に譲りますが、病院はSEを一から育てる余裕はあまりないので、元SEを採用するケースがよく見られます。技術を持っている人を雇ったほうが手っ取り早いわけです。
私の周りでも、20代の院内SEはあまり見かけないですね。
これらの記事を読んでもらえば、新たな発見があるかもしれませんよ。
院内SEの求人を探す方法
院内SEの求人は、実はしょっちゅう出るものではありません。
一つの病院に2~3人いれば十分なので、少しの応募で募集枠が埋まってしまいます。
このため、地元に帰って院内SEになるなら、いつ募集がかかるか分からない求人を効率よく、漏れなく拾い上げることが大切になります。
そのための具体的方法を、これらの記事にまとめました。
院内SEは、システムエンジニアがそれまで培った技術やノウハウを活かしながら、病院という異業種の仕事に就ける、数少ない職種です。
同業のSEにすらあまり知られていない仕事であるため、実態がよくわからないという方も多いでしょう。
病院は全国各地にありますから、SEが地元へUターン転職するのに適していると言えます。ぜひ、選択肢の一つとして考えていただきたい仕事です。
院内SEに興味を持ったなら、こちらのページで更に詳しく仕事内容を紹介しています。ぜひ、併せて読んでくださいね。
最後に
当ブログでは、病院に勤務するシステムエンジニアの私が、関係法令の改正やパソコンのトラブルシューティングなどをSE目線から紹介しています。
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