病院のSEとして10年以上働いている白狐(しろぎつね)です。
Touch ID信者でFace ID食わず嫌いの私は長らくiPhone7を使い続けていたのですが、この度iPhone13 miniへ乗り換えました。iPhone14が発表された後だったので、どれを買おうか悩みに悩みましたが、ようやく決断することができました。Face IDを使わず、今まで猛烈に支持していたTouch IDがなくてもそれなりに13 miniを快適に使えています。
Touch IDは割と信者が多く、そのためにiPhone11以降(Touch ID非搭載機)への乗り換えをためらっている人もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、私がiPhone7から13 miniへ乗り換えなければならなかった理由と、Touch IDをなくしてどうだったかを共有したいと思います。
Face ID搭載機への乗り換えをためらっている人は、「え、それならTouch IDなくてもいいかも」と思うかもしれませんよ。参考にしてください!
目次
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iPhone13 miniに乗り換えた理由
単刀直入に、iPhone13 miniに乗り換える決め手となった理由はこれです。これらの理由のために、やむなくiPhone7を手放すことにしました。
- 超広角カメラ搭載
- 片手で操作できる
- miniサイズでもバッテリーはそこそこ長持ち
以下、順に説明していきます。
iPhone7の完成度の高さに不満はなかったが、超広角カメラが欲しくなった
私はiPhone7のスムーズな第2世代Touch ID(第1世代の改良型)にすこぶる快適さを感じており、まったく不満はなかったのですが、最近になって子どもと外遊びすることが多くなり、ビデオを撮る機会が増えました。そこで欲しくなったのが、超広角で迫力ある映像が撮れるGo Proでした。
YouTubeでGo Proのビデオを見ては、「こんな映像を撮ってみたいな~」と思う日々。iPhone7のカメラに比べ画角が圧倒的に広いので迫力があり、後から見返してもそれが伝わってきます。しかしGo Proは10万円(2022年10月現在)近くするので、ポンと買うわけにはいきません。
そこで注目したのが、iPhone11から搭載された超広角カメラ。タピオカレンズと愛称の付いた、スマホにしては大きいのが特徴のレンズです。
▼iPhone13の外観
ちなみに、2レンズのモデルは「広角(従来のレンズ)+超広角」、3レンズは「広角+超広角+望遠」となります。つまりこれらの違いは「望遠レンズがあるかないか」です。
iPhone7の機能に不満はないものの、バッテリーの持ちも悪くなってきたし、iOS16ではとうとうサポート対象外となった。買ってから3年以上経つし、そろそろスマホも買い替えどきか・・・とも思っていたので、「超広角カメラを搭載したiPhoneを買えば、Go Proを買わなくても迫力あるビデオが撮れるし一石二鳥じゃん!」と思い、乗り換えようと考えました。
超広角カメラを搭載し、かつ片手で操作できるiPhoneはminiしかない
しかしどうしても譲れなかったのが、片手で操作できること。2022年10月現在、超広角カメラを搭載したiPhoneはこれだけあります。
- iPhone11/11 pro/11 pro MAX
- iPhone12/12 pro/12 pro MAX/12 mini
- iPhone13/13 pro/13 pro MAX/13 mini
- iPhone14/14 Plus/14 pro/14 pro MAX
このうち、片手で操作できるのは12 miniと13 miniでした。実際に店頭で触ってみるとmini以外は両手操作が基本となり、男の私でも片手操作は不可能でした。またポケットに入れるとかさばり、シャツの胸ポケットにギリギリ入るサイズ感です。
11は特に筐体サイズが大きく、両手操作が前提。12と13は11より少し筐体サイズが小さくなりましたが、それでも画面上部には親指が届きません。無理に届かせようとすると、iPhoneを支えるほかの指を離さなくてはならず、端末が手から滑り落ちてしまいます。
iPhoneシリーズのサイズ展開からして、時代はもはや両手操作が当たり前であり、慣れていかなくちゃならないのかな・・・とも思いましたが、触っているとやっぱりストレスで、片手で操作できるのは譲れない条件でした。
もはやiPhoneは「電話のできるタブレット」に近い気がします。
miniシリーズはよく「iPhone5や初代SEのサイズ感」と説明されますが、これは個人的には違うと思います。iPhone5は親指がきっちり画面上部に届くサイズであり、端末全体が手のひらにすっぽり収まりましたが、miniはそこまで小さくありません。miniでも完全には上部に親指が届きませんが、なんとか片手操作できる具合です。どちらかというとiPhone7の大きさに近い感じです。(実サイズは7よりやや小さめ)
両手操作にしたら負けかなと思ってる。
miniシリーズは14で消えてしまいましたが、15から復活して欲しいですねー・・・
12シリーズはバッテリーの持ちに悪評あり
かくして、12 miniか13 miniの二者択一になりました。12 miniなら型遅れだし安く買えるだろうと思ったのですが、調べてみると気になったのが12シリーズのバッテリーの持ち。とにかくバッテリーが持たない、という評価が多かったのです。
特にminiシリーズはバッテリーもミニなので、12 miniの評判は「もって1日」でした。私は日中そんなにスマホをいじらず、通勤時間も使わないのですが、バッテリーはスマホの中でも特に消耗の早いパーツ。モバイルバッテリーを持ち歩く習慣はないですし、持ち歩き必須になるのは御免。持ちが悪いのを承知で購入に踏み切ることはできませんでした。
miniではない12(無印)なら1日以上持つようでしたが、mini以外の選択肢はやはり考えられませんでしたね。
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Touch IDを失って、どうなったか
以上検討した結果、Touch IDを捨ててiPhone13 miniを選ぶことになりました。
では次に、iPhone13 miniに乗り換え、Touch IDを失ってどうなったかについて紹介します。
Touch IDこそ至高! Face IDなんぞ認めん! と思っていた私ですが、Touch IDなくてもイケるじゃん!と思った理由を話します。
Touch IDで行っていた認証は、すべてパスコードに置き換えできる
てっきり私は、Touch IDで行っていた認証(Suica支払い時やApp Storeのインストール許可など)はFace IDに切り替えなければならないものだと思い込んでいたのですが、すべてパスコードによる認証に置き換えできました。ただし、Touch IDに比べ面倒ですが・・・。
私はよく、iPhoneでモバイルSuicaとQuick Payを使います。iPhone7ならタッチするときにホームボタンに指を置くだけで認証が済んだのですが、パスコードの場合は、サイドボタン(=電源ボタン。iPhone13ではこう呼ぶ)をダブルクリックし、その後に表示されるパスコード入力で認証を行います。App Storeでアプリをインストールするときの認証も、これと同じように行います。
Touch ID搭載機ではホームボタンに指を置くだけで認証が済んでいましたが、これが「サイドボタンのダブルクリック&パスコード入力」に置き換わる、ということになります。手数が増えるぶん面倒になりましたが、人間なんでも続ければ慣れるもので(笑)、次第にストレスは感じなくなりました。
手持ちのiPhoneでいつでも迫力あるビデオが撮れるメリットのほうが上回りました。
パスコードは面倒だが、慣れる!
画面のロック解除も、その都度パスコードを入力します。第2世代のTouch IDは本当に認証スピードが早く、時刻を確認するためにホームボタンを押したら瞬時にロック解除されてしまうほど高精度。ノーストレスでしたが、パスコードに戻るとやはり面倒だと感じます。しかし思い返せばiPhone4の時代はそれでやっていたわけですし、そのときに戻ったと思えば許容範囲でした。
ちなみに、パスコードには「次は何分後に入力させるか」を選ぶことができます。デフォルトは「即時」で、画面がロックされるたびに入力が求められますが、例えば「1分後」に設定すると、画面をロックしても1分間はパスコードの入力なしでロック解除ができます。これにより、パスコード入力の頻度を減らすことができます。これ、意外と便利ですよ。
実際に使ってみて感じたのですが、この時間設定はよく考えられているなぁ~と感心しました。スマホを閉じた途端に、何かを思い出して再度スマホを開くことってよくあるんですよね。そのたびにパスコードを入力するのは煩わしいですし、かと言ってパスコードなしで開けられるのも困る。1分くらいが、便利さとセキュリティを両立するちょうどいい間隔じゃないかと思います。
また、Touch IDは認証速度がとても速いため、大した意味もなくスマホを開いたりしていましたが、パスコードは入力が面倒なのでむやみにスマホを開くことがなくなりました。必要なときにだけスマホを開くようになったことで、パスコード認証がさほど苦ではなくなりましたね。
Face IDなしでもiPhoneの機能を余すところなく使える
Face IDを使わなくても、iPhone13 miniの機能を余すところなく使うことができます。つまり、Face IDを使わないことによる不利益はなく、Touch IDという便利な認証基盤が、原始的なパスコード入力に置き換わるだけということです。
Face IDは嫌だ! という人でも、パスコード入力さえ許容できれば、Face ID搭載機へ乗り換えても何ら問題はありません。不便さを受け入れる代わりに、超広角カメラや望遠カメラ、高機能な撮影モードなど、最新機種の魅力を享受できるわけです。
Touch IDがなくても、それでもiPhoneは魅力的!
以上が、私がiPhone7から13 miniへ乗り換えた理由です。
超広角カメラは、広い画角で迫力ある写真やビデオが撮れるので表現の幅が広がり、本当に面白いです。
今まではミラーレス一眼を使っていまして、カメラ・レンズ一式をバッグに詰めて出かけていましたが、いつも持ち歩くわけではないので、とっさに撮りたいシーンがあったときには対応できませんでした。しかし、人物の背景を擬似的にぼかす「ポートレートモード」、暗い場所でもブレなく明るく写せる「ナイトモード」はデジカメを凌駕する仕上がりで、いろんな撮影がiPhone1台で楽しめます。高画質の写真をいつでもサッと撮影できる便利さは代え難いものがあります。
もちろん、iPhone13 miniで撮った写真を拡大して見ると、ミラーレス一眼に比べ粗さが目立ったり、背景のぼけが不自然だったりしますが、普段遣いの範囲では十分なクオリティ。
前述した通りiPhone13 miniはバッテリーの持ちも改善しており、容量100%だと私の場合は丸2日持ちます。ハードに使っても1日は持つので、これなら納得です。
以上、私がiPhone7から13 miniへ乗り換えなければならなかった理由と、Touch IDをなくしてどうだったかをお話しました。
13 miniすごく良いよ!という話で終止してしまいましたが、カメラを使う人にとっては魅力的ということであって、あまり使わない人には正直iPhone7の方が使い勝手が良いと思います。
一応13 miniの不満点も話しておくと、ホームボタン無しの機種で不便なのは「簡易アクセス機能」の使いづらさ。iPhone7ではホームボタンを2回タップすると画面上部が下に降りてきて、親指が届かない範囲を押しやすくなります(簡易アクセス機能)。片手操作派の私はこれを多用するのですが、ホームボタン無しの機種では、画面下部に表示される黒いバーを下にスワイプする操作をします。
とはいってもこの「バー」が画面の端にあるので、下にスワイプするだけの十分な空間がなく、この操作が非常にやりづらいです。バーをタップしたつもりが、間違えてアプリ内のボタンに触れてしまったりして、操作ミスがたびたび起こります。
▼女性の足元にあるグレーのバー(基本的にバーの色は黒ですが、周囲の背景によって色味が変わる模様)を下にスワイプするわけですが、どうやって・・・?って最初は戸惑いましたね。バーを筐体の外にまで引っ張るように操作します。
Face IDが嫌いで乗り換えをためらっている方にとって、なにか参考になる情報があれば嬉しいです!
最後に
当ブログでは、病院に勤務するシステムエンジニアの私が、関係法令の改正やパソコンのトラブルシューティングなどをSE目線から紹介しています。
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