病院の情シスで働く医療情報技師の奮闘記

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コスパ・合理主義世代の職場づくり【病院の雇用にも】

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「退職代行サービス」「内定辞退セット」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。最近の新入社員は少し怒ったくらいで辞めしまう、ストレス耐性が低いと取り沙汰されるように、往年の社会人と若年世代とでは働き方に対する価値観が大きく乖離しているように思います。

 

零細企業の後継者不足が叫ばれて久しいですが、病院でも担い手不足が深刻です。病院は人手そのものがリソースであり、最も機械への代替が効かない職場です。新型コロナウイルスでテレワークが推進される中にあっても、病院だけはそういうわけにはいきません。人がいなければ経営自体が存続不可能となるため、働きやすい職場づくり、ワークライフバランスが今重要視されています。そこで大事なのは、今の若年世代の価値観を知ることでしょう。

 

退職代行サービスとは

昔の人間にとっては耳を疑うような話ですが、平たく言うと「上司に切り出しにくい退職の話を弁護士などが本人に変わって雇用主と交渉する」というサービスのことです。「有給を消化し切って辞めたいが自分では歯が立たないから、法に強い弁護士に代わって交渉してもらおう」ということでしょう。

 

手間隙かけて育て、やっとの思いで仕事を覚えってもらった従業員からこうした仕打ちを受ければ、雇用側としてはやり切れなさどころか「裏切られた」という気持ちになり、怒りが込み上げるに違いありません。その気持ちを抑えきれず火が点いてしまうと、内定者や退職希望者を追い込むようなパワハラにつながってしまうこともあります。

しかし従業員の立場からすれば、こうしたサービスを利用するに至るということはつまり円満退職ではないのですから、自分が割りを食わず、損せずに済むために合理的な手段に出たというまでかもしれません。

 

内定辞退セットとは

これも面食らった商品なのですが、「内定を辞退したい企業に対し、失礼のない手紙や文面を簡単に作成できる」というもの。私の古い発想なら、内定をくれた企業を辞退するのであればその人なりに考えた誠意ある対応をするのが筋と思いますが、「安い費用で時間を掛けずに辞退の手続きができる」という考えに基づくものと考えられます。「失礼に当たらない文面こそが誠意であり、自分が考えたかどうかは関係ない」と言われれば、それまでですが・・・。

就職氷河期の世代であれば、内定は幾多の競合に競り勝ちやっとの思いで掴んだ道、というイメージですが、今は新卒採用が売り手市場。数ある内定先を断るくらい、訳ないことなのかもしれません。

  

コスパ主義が全盛

今の若年世代はコスパ(コストパフォーマンス)」という言葉を好んで使います。それだけ「費やすお金や時間を最小限に抑えて最大限のリターンを得たい」という考え方が浸透しているということです。つまりは合理主義なんですね。「リターンを得る」というところが大事で、ただ楽しむだけ、消費するだけの時間はリターンがないと思えてしまうのだと思います。

このことから、得られるリターンが不明瞭な飲み会、職場の付き合い、報酬のない残業などを嫌うわけです。昔なら、職場の人と社外活動や飲みニケーションで仲良くすることが良いこととされる時代もありましたが、今では毛嫌いされますね。しかしかと言って人情がないわけではないので、そこを勘違いしないようにしなければなりません。

 

若年世代にも合わせた職場づくりを

将来を担う若手が必要だからこそ、若年世代に合わせた職場づくりが必要です。当院でも以前に比べ飲み会はだいぶ減りましたし、私自身誘われることも少なくなりました。

コスパ主義の若者は真面目な性格が多いので、業務時間中はお喋りもせず与えられた仕事を黙々とこなし、定時になったらサッと帰宅します。中高年世代はというと、業務に関係ない私語で長々と立ち話をしていたりします。間接的に仕事にかかわる井戸端会議のつもりかもしれませんが、コスパ世代にとっては「無駄な時間を使っている」と映るに違いありません。自分流のやり方を正当化していても彼らには伝わりませんから、仕事に必要な会話はきちんと業務の時間を割いて話すようにしたいものです。我々先輩職員としても、彼らの考え方・価値観に照らして自分たちの仕事ぶりを振り返る事が時には必要なんだと思います。

 

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