1月31日放送のワールドビジネスサテライトで、PHS公衆網のサービス終了(2020年7月)対策としての院内端末ソリューションが紹介されていましたね。
病院では院内の連絡手段としてPHSが未だ現役で、私のような事務職でも緊急呼出に応じられるように持たされています。ただサービス終了とは言っても、病院では公衆網を使う訳ではなく法人向けのPHSサービスを使っているはずなので直ちに使えなくなるわけではありません。
ですが、公衆電波のインフラが3G→4G→5Gと移り変わり、スマホが高機能化・小型化する中ではこれを機に院内インフラの刷新を考えてみるべきだと思います。上記のソリューションでは、「ナースコールを複数の端末に一斉発信できる」「会話アプリで情報共有できる」などの機能が紹介されていました。
ただ個人的には、スマホにするには「手洗い直後に操作しづらい」「画面が割れやすい」というところが難点だと思います。現場では手洗いの頻度が高いので、操作性に難があると反発を食らいそうです。また胸ポケットに入れた端末が屈んだときにずり落ちて首からブラブラするシーンがしょっちゅう起こるため、ディスプレイ領域が広いスマホだとぶつかって割れるリスクが高まります。
「使う側が慣れればいいだけの話でしょ」と思うかも知れませんが、現場にとっては毎日の作業であり少しの手間が重荷になりますし、肝心なときに使えないとその時のイメージが固定化され「使いづらい」との烙印を押されかねないので、そこを踏まえつつインフラの整備をしていきたいものです。
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